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(回答先: ホロコースト嘘も911謀略も逃げる体制内許容似非チョム「偽の友」を暴くことが肝心なり。 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 23 日 17:35:44)
http://bbs1.otd.co.jp/15195/bbsより全文
> 成田に着きました。ローミング・サービスの無線LANを利用してノートパソコンから書いてます。いや、つくづく便利。
> ワシントンを発つ前に書き込みそこねた文章を以下に。
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> 仕事は無事に終了しました。明日、帰国の途に着きます。
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> 今回のインタビューでは、私が経団連で働いていた時に敵になったり味方になったりしたロビイストと12〜3年ぶりの再会も果たし、ちょっとしたclass reunion状態でした。
> 当時は互いに話せなかった裏話など暴露しあって、「ちきしょー、そうだったのかぁ〜」などと、なかなか楽しいインタビューとなり、最後はもう肩を抱き合って写真撮ったりなんかもしちゃいました。
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> 9・11後のアメリカしかもワシントンということで、それなりの緊張感を予想していたのですが、セキュリティが厳しくなっている点を別とすれば、あまりテロの影は感じませんでした。インタビュー先でも話題にならないし、「9・11後」に慣れてしまったのか、人々の表情や会話の中に「ああ、これか」と思うような点はありませんでした。もっとも、短期間の滞在での限られた観察なので、本質を見抜いていないのかもしれませんが。
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> ブッシュがイギリスを訪問し、トルコやバグダッドでテロが起きたのに、それらのニュースでの扱いはかなりシンプルで、とにかくテレビをつければマイケル・ジャクソン(家宅捜査→逮捕)ばかりです。拍子抜けですな。どの局も特集組むし、マイケルの親戚が出てきてわーわー言うし、アンチ・マイケル派と擁護派の討論とかしつこくやってるし。
> 新聞はテレビほどではないけど、やっぱりテロやブッシュよりマイケルで盛り上がってる。タクシーの運転手に聞いたら、「アメリカ人はくだらない話題で激論するのが好きだからさ」だと。
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> とかいいつつテレビはいっぱい見ちゃった。日本ではそんなにみないけど、僕、アメリカのテレビ好きなの。留学時代に毎晩見ていたLate Night with David Lettermanていうトークショーを久々に見て感激(今もそれ見ながら書いてます)。ラリー・キングが70歳になった特番があって、そこにロス・ペローが出てきてビクーリしたなあもう。スタートレックの新しいシリーズもやってるんだね。明日帰国なので、大好きだったSaturday Night Live(音楽番組じゃなくてお笑い番組です)が見れないのがとっても残念。Victoria's Secret Fashion Showも見ちゃった、えへへ。
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> さて、今日は時間があったのでホロコースト博物館に行ってきました。藤原帰一も『戦争を記憶する』で比較していたけど、広島の原爆資料館との相違点が印象的でした。原爆資料館が「悲しみ」だとすると、ホロコースト博物館は「怒りと憎しみ」。広島は核の脅威と犠牲者の悲惨さを強調する一方で、原爆を落としたアメリカに対してはわりとニュートラルなのに対し、ホロコースト博物館の方は、もうひたすらナチスとその協力者への非難。もちろんユダヤ人犠牲者の惨劇もこれでもかこれでもかと紹介してるんだけど、それと同じくらいに「敵」への非難の展示がありました。強烈なルサンチマンを感じました。看護婦の名前にいたるまで、とにかく具体的に名前をあげて、「これをやったのはだれだれ」と告発してるんですよ。
> それから展示の仕方がとてもシステマティックで、ユダヤ人迫害からアウシュビッツ等のガス室での虐殺にいたるまでの歴史的・政治的過程や社会的背景が、よくわかりました。ナチスは、ユダヤ人だけでなくて、ドイツ人の障害者や知的障害児も「劣った遺伝子を残さない」ために計画的に施設で「処分」してたんだあ(写真あり)、とかぞっとする話がいっぱいあって、ここを訪れた人は絶対にナチスを許せなくなる、そういうふうにできてました。原爆資料館に行っても、アメリカが憎いという気分にはあまりならない(させられない)のと対照的です。
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> 観光はその程度で、あ、あと、コンサート見に行ったりしました(たまたまいいのがあったので)。
> どうでもいいけど、アメリカは10年ぶりでなく、3〜4年前に、妻とオアフとマウイに行ってました。あそこも一応アメリカだから。
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