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当時、イギリスは、NATO以外の国に対して、そのような危険な兵器の原料となる物質の輸出を禁じていた。1993年には、国連の条約にイギリスは批准も行っていた。平和を希求する自由主義国家の姿を見せていた。
しかしイギリスはイランに、クルド人の惨殺に用いられ、国際的な非難を受ける死の化学兵器を提供していたのである。今やそのような兵器を所有していることを大義にイラクを乗っ取ることまでしているその国が、乗っ取りの大義となったその兵器の所有をアラブのならず者国家、イランに対して推し進めていたのである。
こうした事実が白日の下に晒されることになったのは1999年6月のことだった。計画を実行したMI6エージェント、リチャード・トムリソンが証言を行ったのである。
本計画にはイスラエルも関与する。この支援については、イスラエルはイランに捕らえられているパイロット、ロン・アラドの釈放を目指していたと一般に言われている。しかし、この現在、そのパイロットは解放されていない。そのパイロットは、人々が忘れた頃、イスラエルがイランと交渉を行う際に登場するだけである。果たしてイスラエルはその時、彼の解放を本当に視野に入れて、イギリス情報局と密かに提携し、汚い援助に手を染めたのだろうか。
1992年に、オランダ、アムステルダムでニューヨーク発のエルアル航空が墜落している。そこに積載されていたのが、サリンの原料となる大量の化学物質である。テルアビブ行きの便だった。イスラエルはサリンを兵器として所有してもおかしくない貧弱なモラルと狂った外交感覚の独善的国家であることは言うまでもない。しかし核を含めた大量のWMDを所有するイスラエルが、クルド人に対してイラクが使用したことを自身さんざん非難していた中、まさにその物質を、「わざわざ」自身で所有する意味などあるのだろうか。イスラエルは、国際的にも忌み嫌われていたそのサリンを、当時「どのように」利用しようとしていたのだろうか。
British agents helped Iran to make killer gas
Renegade MI6 spy Richard Tomlinson has more to tell
Sunday June 13, 1999
http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,3874584,00.html
The British Government helped supply deadly chemical weapon materials to Iran in spite of its own ban on such sales, according to evidence to be put before an Israeli court.
Israel fails to calm Dutch anger over 'nerve gas' crash
The INDEPENDENT, 4 October 1998
http://www.sit.wisc.edu/~time/articles/nurveIsreal.htm
Israeli crash plane carried sarin chemical
Thursday, October 1, 1998
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/184288.stm
The Phony (Mossad) Al Qaeda Cell in Palestine
http://www.whatreallyhappened.com/fakealqaeda.html