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(回答先: 「フセイン元大統領を拘束」クルド指導者語る(朝日新聞) −イランからの報道 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 14 日 19:53:49)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20031214/top_____detail__000.shtml
【バグダッド14日共同】イラク統治評議会によると、イラクを占領下に置く米軍当局は14日、米軍のバグダッド制圧以降、8カ月以上も行方不明となっていたイラクのサダム・フセイン元大統領(66)をイラク北部のティクリットで生きたまま拘束した。評議会筋は、元大統領の身柄はバグダッドへ移送中だと述べた。
バグダッドの駐留米軍は14日午後3時(日本時間午後9時)から「重要な発表事項」について会見を開くとしている。
フセイン政権はバグダッド陥落とともに既に崩壊したが、元大統領の息子2人の死亡に続き、元大統領を拘束したことで、米英軍はフセイン政権の完全排除というイラク戦争の最大の目的を達成した。
イラク統治評議会のパチャチ評議員は14日、フセイン元大統領が同日朝、イラク北部ティクリットで拘束されたと述べた。イラク国民会議(INC)の報道官は、フセイン元大統領拘束について、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラに電話で「米軍は血液型から元大統領と確認した」と語った。ロイター通信は、拘束されたフセイン元大統領についてDNA鑑定でも本人と確認されたと伝えた。
同評議会のチャラビ評議員は、拘束されたフセイン元大統領は「地下室から引き出された」と述べた。評議会筋によると、拘束されたフセイン元大統領は長いひげをのばしていたという。ひげは偽装のためのつけひげとの情報もある。
ティクリットはフセイン元大統領の生まれ故郷。元大統領はイラクでの大規模戦闘終結宣言後も消息不明の状態が続き、ティクリット周辺での潜伏説や死亡説が流れていた。
フセイン政権崩壊後も駐留米軍へのゲリラ的な攻撃を繰り返し、占領統治への抵抗を続ける旧政権の残存勢力にとって、元大統領の拘束は打撃となりそうだ。米軍政当局はイラクの治安確保、戦後復興を全力で進める考え。
イラクでは、フセイン政権崩壊後も、大量破壊兵器開発の証拠は見つかっておらず、同兵器の廃棄をイラク戦争の大義に掲げてきた米国が、その実態を解明できるかどうかが今後の焦点となる。