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■北朝鮮からの手紙 Vol.260 12/14/03
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●HP(登録・解除) http://www.emaga.com/info/xp010617.html
慎重に対応を検討していたが、すでに概要が暴露されてしまった。
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__fuji_320031212025.htm
もともと公表を予定したメッセージであるとも考えられるし、メ
ディアによる情報操作も排除しておく必要があるから、あえて公開
しておこう。
北朝鮮に滞在している北川和美嬢から、新たな手紙が送られてき
たのだ。
http://espio.air-nifty.com/espio/letter1.jpg
＜参考＞北川和美嬢
http://www.emaga.com/bn/?2003110010863820023536.xp010617
手紙は大阪府泉南市に住む北川嬢の知人に送られ、そこから筆者
に転送されてきた。その手紙が「計３通の手紙」のうちの一通なの
かどうか分からないが、報道から見る限り、内容はいずれもほぼ同
じようだ。
上の記事について若干評価を加えておきたい。
「手紙では亡命理由が『北への憧れ』から『オウムの内情を探る
公安調査庁のスパイ役から逃れるため』と変遷」とあるが、後者の
「亡命理由」が２００１年８月末当時のファックスにも記載されて
いたことは当メルマガでも既報のとおりである。
http://espio.air-nifty.com/espio/f083001.gif
北朝鮮が「公調のスパイだったこと」を知ったのも、もっと前の
ことだと考えた方がいい。北川嬢が北朝鮮に入国したのは８月２４
日、朝鮮中央通信が同女に言及したのは１０月２８日のことである
。その間に徹底的な情報収集が行われたであろうことは想像に難く
ない。
この種の手紙は当然検閲を受けているものと考えなければならな
い。「外交カードとして使うようになった」というよりも、端的に
北朝鮮は「帰ってもらいたい」ことをアピールしようとしているの
ではないか。
「私は日本国籍を捨てるつもりもありませんし、必ず帰国したい
です」という言葉は、国籍法１１条１項に言う「自己の志望によつ
て外国の国籍を取得」する意思のないことを、自主的または強制的
に表示したものと思われる。
＜参考＞国籍法
http://www.moj.go.jp/MINJI/kokusekiho.html
手紙は１１月２５日付になっている。
どうしてその日なのか詳しい事情は分からないが、１１月２０日
発売の「ＦＲＩＤＡＹ」１２月５日号に同女のヌード写真が掲載さ
れたこととも何らかの関係があるようにも考えられる。
簡単に言ってしまえば、北朝鮮当局としても対処し難いというこ
とだ。
筆者の名前が間違って「敬成」になっていることに気付いた読者
も多いと思うが、これは「敬生」が「ひろなり」と読むために生じ
た混乱であろう。
時期はともかく、遅かれ早かれ、彼女は日本に戻ることになるの
だろうが、文中に言う「藤原」、すなわち公安調査官・藤原公則の
処遇とも問題が連動しているために予断を許さない。
実際、外務省も対応に難渋しているようだ。
なお、あえて付言するに、筆者に特別なメッセージがある場合は
、手段の如何を問わず、直接筆者まで連絡願いたい。
＜参考＞「噂の真相」最新号
「公安調査庁に利用され北朝鮮に亡命した元オウム信者Ｋ嬢」
http://www.uwashin.com/2001/newindex/newindex.html
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■情報発信者／野田敬生（hironari noda）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
