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http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq3/
イラクに派遣される陸上自衛隊の中心部隊になる第二師団(北海道旭川市)の隊員に対して、派遣に関する希望調査が八月に行われていたことが十三日、分かった。調査は派遣要員を選ぶ際の参考にしたとみられる。
全部で四つの選択肢があるが「行きたくない」との項目はなかった。隊員の中には「『行きたくない』とは言いづらい」との声も出ている。
陸自幹部によると、アンケートは第二師団の全隊員約六千人を対象に記名式で実施したという。 質問は「イラク復興支援特別措置法に基づきイラクに派遣される可能性があります。家族と話し合って、率直な意見をお願いします」などとする内容。回答の選択肢は「熱望する」「希望する」「命令があれば行く」「その他」の四項目。約半数が「熱望」と回答。約三割が「希望」、約二割が「命令があれば行く」と答えたという。中にはその他を選び「家族の事情で行けない」と派遣を断る回答も少数あった。
八月以降、日本人外交官二人が殺害されるなどテロ事件が頻発。陸自幹部は「再度調査すると違う結果が出るかもしれない」と話す。軍事評論家の藤井治夫さんは「今後の隊の中での立場を考えて回答している隊員もいるだろう。百パーセント本音で答えているとは言い切れないのではないか」と分析している。
陸自幹部は「私は『熱望する』を選びたかったが、妻が『それだけはやめて』と言うので、『希望する』にせざるを得なかった」と打ち明けた。
(了) 12/13