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(回答先: クライン孝子の日記:「産経新聞や読売新聞を除いて読むにたえないものばかり!」 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 12 日 21:25:08)
あっしらさん、難解な文章ですね。
はじめてクライン孝子さんの日記を読んだところです。
結構意味深長だし危険だし、私には混乱と怒りをもたらしてくれ、難しい文章だと思いました。そこで過去の「平和ボケ」の人たちも一通りみて見ました。
以下、手紙をしたためて見ました。
クライン孝子さん、あなたの言っていることは、ちと思考力の不足している小生の頭脳に混乱をもたらしています。なんとなくわかるようでわからない。
>テロに屈しないためにアメリカが現地で頑張っている!
>それなのに、日本のこれに関する報道は産経新聞や読売新聞を除いて読むにたえないものばかり!
>テレビにいたっては、その大半が見るに耐えないという感じ。
>これでは日本は情報操作のわなにみごとに引っ掛かっている、
>と感じても仕方がない。
はじめの3行はなるほどとクラインさんの考えていることはわかるのだが、そのあとの2行は文脈上では特殊なレトリックを使っているようで、引っかかりました。ああ、こういう文章というのもあるんだな、という感じです。少なくとも私の判断では、最初の3行とあとの2行はまったく言語内容に関連性がないんですね。何かが抜けている。何かを補いながら読まねばうまく理解できない。
私の場合はクラインさんの意を汲んで、それもかなり無理して、「情報操作」しているのはまともといわれる読売やサンケイであると暗に訴えたいのではないかと、好意にとらえてしまう。これは読みすぎなのはあとからわかりますけど。だって読むに耐えないほどの報道しかしないのが他紙なんだから、彼らには情報操作すらする技術も意欲もないのでしょう。ま、煽りそこねの駄文段でしょうね。
>北朝鮮と微妙な形で絡んでいるだけに、政府は毅然として
>派兵への道を切り開いて欲しいものです。
イラクへ派兵すれば「テロリスト」の襲撃を受ける。サマワ郊外に宿営するそうだから十字砲火を浴びやすい立地となるのは確実だから、わが身大事で、三十六計逃げるが勝ち、殺される前に逃げる(あらかじめ現地で一方的な「辞職」をする。これは公務員に禁止されたストライキの一種でポカ休とでも私はとらえよう、ただし退職金はもらえないでしょうけど)。
「テロとの戦い」を煽り派兵を叫ぶということは、先の先を読めば、直接対峙やゲリラ攻撃を受けることは確実な情勢の中で、攻められ続ける以上は必然的に厭戦気分になり平和が早く来る。だから北朝鮮(の誰を指しているのかは不明なれど)との「微妙な形での絡み」も、「拉致」を中心に平和的解決が可能だと?
でも、考えてみれば、派兵をする、兵隊が逃げる(すでに米軍は大脱走時代だ)、北朝鮮から、ドイツ・フランス・ロシアから「ざまあみろ」と笑われる、世界中に恥をさらす。北朝鮮の脅迫はすれど攻めはしないという戦略のほうが頭脳プレーだな。ま、派兵がなんのためだったか、責任問題が出るだろうけど、米軍の占領維持費を含めて莫大な国民の血税を無駄遣いすることは間違いない。
>日本は平和ボケで、こういう問題になるとすぐ
>臆病になってしまう。
こうあからさまにいわれると反論したくなるのですけと、直対応ですいません。
日本の世論が派兵反対だから「日本」とくくってしまっているのだろう。
平和ぼけとは?日本の権力者が日米安保条約できわめて危険な、好戦的な軍事同盟を結んでおり、その延長上にガイドライン、周辺事態法、有事三法、自衛隊特措法と次々に国民支配を成し遂げ、いまや侵略のお手伝いをしようとしている。これに反対するのが平和ボケだろうか?「日本」人は平和に甘んじたゆで蛙(長壁さんの表現をお借りします)だろうか?
圧倒的な劣勢に反対運動は押し込められてしまったが、イラクの人民の抵抗に勇気づけられている。アメリカの市民も同じだろう。少しずつではあれ、何度も体制の立て直しを図って強化されてきている。
そのよりどころは憲法9条だ。憲法前文がこれに足かせをはめてより武力使用について強力なご禁制を敷いているのだ。
だからこそ「日本が50数年戦争の被害者にも加害者にもならなかったのは、憲法9条のおかげだ」(下記「JR総連鳥取県協議会・生田幸広議長の意見陳述」より抜粋引用)。
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衆議院有事法制特別委員会・地方(鳥取市)公聴会でのJR総連鳥取県協議会・生田幸広議長の意見陳述
2002年6月5日
http://jr-souren.com/statemnt/kouchoukai.htm
(以下抜粋)
防衛庁の元官房長に、竹岡勝美さんという方がおられます。過日、お話を闘きましたし、先日も毎日新聞に記事が掲載されていました。元防衛庁の竹岡さんがおっしゃっているエキス部分は、「今日、他国が日本に上陸して攻めてくるなどというのは妄想である。あの冷戦下でもなかったのである」と。
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もし派兵が始まり「東京を攻撃する」という警告が現実化したらどうすのか、クライン孝子さんよ。
(東京でもまともな記事を出しているのは煽り屋の読売とサンケイだ、というなら、大手町が狙われる。あんたはどこに住んでるか知らないが)。
イラク占領がベトナム戦争同様に泥沼化することが言われているさなか、戦線が拡大し、労働者もみな派兵のための協力を強要される。抵抗勢力から交通運輸労働者が狙われる。
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有事関連法案に反対する行動を求めるJR総連の意見
2002年4月17日 JR総連
http://jr-souren.com/statemnt/yuji-iken.htm
以下抜粋引用
「いったん戦争となれば鉄道は軍事的役割を担わされ、乗客を含めて攻撃対象とならざるを得ない宿命にあります。NATOによるユーゴ空爆の際、旅客列車が米軍機の爆撃を受けて多くの犠牲者を出したことはまだ記憶に新しい事態です。乗客の安全のために、毎日懸命に努力している鉄道労働者として、そのような事態を迎えることは耐えがたいことです。」
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クライン孝子さん、派兵とは国内においても大量の国民の生命を奪えということにつながりますよ。
イラクの戦地へ赴く自衛隊員には死んだ場合高額の賞恤(しょうじゅつ)金が出るのだけど、とんでも指導者の過ちゆえにもたらされた国民の犠牲にも同様の補償金と首相見舞金も出すのでしょうね。戦争を煽る以上はそれなりの覚悟が必要ですよ。