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(回答先: そうだとすると死後硬直の遺体は奥氏でなければならない。 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 12 日 21:43:40)
私は、法医学専門の方ではありません。神戸の小学生殺害事件
冤罪説サイトなどを多分にマニアックに読んでいるくらいの知見です。
死後硬直は、動物が生命活動を停止した後に起こる最終的には
熟成から腐敗にいたる過程でおこる現象です。
当事件の現段階の情報の範囲では、奥、井ノ上、イラク人運転
手ジョルジース・ズラ運転手(54)さんの遺骸の死後硬直(死
後変化)問題は、下記の程度の知識でよろしいのではないでしょ
うか。(私は、この程度です。)
・なぜ死後硬直は起きるのか?
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/8361/zasugaku/sigokoushiyoku.html
・(3)死後硬直・鮮度の評価
http://rms2.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/kaidai/ryuutuuriyouNo25/25-1-9-3_h.html
・今さら聞けない肉の常識 第40回
<死後硬直のパターン> 日本獣医畜産大学畜産食品工学科肉学教室
http://www.agr.okayama-u.ac.jp/amqs/josiki/40-9609.html
死後硬直は筋肉が硬く収縮することだが、硬直が始まると、強い
ほうの筋肉の収縮力が勝ち、その方向に曲がっていく。
井ノ上氏の腕の状況が、これを示唆していると思います。すなわち、
人間の腕は持ち上げる筋肉が強く発達し、展ばす筋肉は相対的に弱い。
よって、放置して死後硬直するとバーベルを持ち上げているような形
なる。
気温が高いと死後硬直は早く始まり、解凍が始まる時間も早く、
硬直時間は短い。気温が低いと逆。
また、即死なら筋肉が元気だから、死後硬直は強く長い。反対に、
苦悶死などでは筋肉が疲れているから、死後硬直は弱く短くなります。
この面からも、井ノ上氏より奥氏のほうが、負傷してから死に至る
時間が長かったと思います。イラク警察情報と合わせると、井ノ上氏
が即死に近く、奥氏は病院で自発呼吸をしていたと考えます。