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(回答先: この「イラク情報機関」は「フセイン秘密警察」の看板変え? 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 12 月 12 日 11:10:07)
すみちゃん、こんにちわ。
すみちゃんの「フセインはイラク全土を強制収容所として米国に献上した」でも書かれていますが、ポイントはフセイン政権の治安警察が保有していた情報ファイルが無傷で丸々米軍の手に渡っっていることです。
(時間的余裕はあったのですから、フセイン一派が意識的に渡したことになります)
その情報ファイルには、イラクで政治的(宗教的を含む)主張を持つ者のほとんどが色分けされて収録されているはずです。
北部にいた国防軍や中部にいた共和国防衛隊は明示的に、そして、南部にいた国防軍もアルファオに逃げ込み“暗黙”的に温存されています。
「イラクで容疑者41人を拘束 スペイン情報機関員銃撃 [産経新聞]【ただ気に入らない連中をしょっ引いているだけじゃないの?】」(http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/635.html)のコメント部分は、そのような背景を思いながら書いたものです。
何もないまま逮捕拘束するのはなんだからということで、“自作自演”のテロを起こして、不都合な人間を処理しているという側面もあると思っています。
“フセイン体制”は、フセインの独裁的体制ではなく、フセイン時代に構築された統治システムや価値観であり、フセインがいるかどうかは無関係です。
米英支配層が望むイラクにするためには、フセインは表に出ないとしても、フセイン的統治システムと価値観の“進化形態”が必要だと見ています。
これが、「フセインが復活することもある」と説明した根拠であり、今でもそう思っています。