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訪米中の温家宝国務院総理は9日、ブッシュ米大統領とホワイトハウスで会談し「われわれの台湾問題解決の基本方針は『平和統一、一国二制度』だ」と強調した。
温総理は「われわれは祖国の平和統一の実現に最大の誠意、最大の努力を尽くす。われわれは、台湾人民の民主主義の要求を尊重するが、台湾当局は民主主義を口実にいわゆる『防衛のための住民投票』の実施、中国からの分裂を企んでおり、こうした分裂活動は決して容認できない」と指摘。「台湾地域の平和と安定の維持は、両岸の人民の利益につながる。『台湾独立』に断固反対してはじめて台湾地域の平和と安定は守られる。われわれはわずかでも望みがあれば、平和への努力を捨てない」と述べた。
これに対しブッシュ大統領は「中国側の関心を理解する。米政府は一つの中国の政策を堅持し、米中間の三つの共同コミュニケを順守し、台湾独立に反対する。この政策に変更はない」と強調。「台湾から最近伝わった現状改変の企みに関する情報は人々に不安を与えるもので、米側は賛成しない。われわれは台湾の現状変更を狙う一方的な決定に反対する」と述べた。
また会談後の共同記者会見でブッシュ大統領は、台湾当局が来年3月に計画している「住民投票」に関し「台湾指導者の言行は、現状を変更する決定を一方的に行おうとしていることを示しており、米国は反対を表明する」と言明した。(編集SO)
「人民網日本語版」2003年12月11日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/12/11/jp20031211_34856.html