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公開シンポジウム「イラク派兵を問う」(毎日新聞労働組合、ジャーナリズムを語る会主催)が11日夜、毎日ホール(東京都千代田区)で開かれた。「再び戦争への道を歩まぬために」をテーマに、4人のパネリストたちが「派遣」に異を唱えた。会場は大勢の参加者であふれかえり、派遣問題への関心の高さがうかがえた。
元自民党幹事長の野中広務氏、元駐レバノン特命全権大使の天木直人氏、翻訳家の池田香代子氏、上智大教授の田島泰彦氏が約300人を前に熱弁を振るった。野中氏は派遣について「自衛隊は安全かもしれないが、大使館やNGO(非政府組織)、日本企業の民間人が狙われるのが一番怖い」と述べた。日本人外交官殺害事件では「小泉首相は、自分がイラクに行かせ、命を奪うことになって申し訳ないとなぜ言わなかったのか」と憤った。
天木氏は「日本が真剣に平和をアピールすれば、米国も聞かざるを得ない重みがある」。池田氏は「日本に望まれているのは軍服ではなくて白衣だ」と語った。田島氏は「憲法改正につながる動きが気がかりだ」と話した。【宍戸護】
[毎日新聞12月11日] ( 2003-12-11-22:06 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031212k0000m040084002c.html