現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 588.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 遺体写真の削除申し入れ 法相、閣僚から批判相次ぐ 投稿者 【共同通信記事】 日時 2003 年 12 月 11 日 11:38:58)
イラク占領本部に出向していた外務省職員、奥氏および井ノ上氏と、
レバノン人運転手の3人がティクリット占領会議に向かう途中で
不審な銃殺を遂げた件について、その遺体映像はロイター通信で
少なくとも11月30日から流れており、ネット上の報道サイトや
掲示板などでそのリンクURLやキャプチャー画像などがこれ以降
紹介されていたわけだが、政府がパニック反応を起こして言論弾圧に
乗り出したのは、12月4日に論談ウェブサイトの「目安箱」に
サイバッチが会員限定で公開した画像のリンク先が紹介されて以降である。
つまり、論談「目安箱」に外務省と東京法務局から、理由にならないち理由で
削除要請という恫喝が行なわれたのは12月5日である。
この遺体画像の発表に「問題」があるとすれば、まずもってロイター通信が
「元凶」ということになる。ところが日本の報道が名指しで非難している
のは「2ちゃんねる」と「論談」と講談社のみという屁タレぶりである。
2ちゃんねるも論談も、リンク先のURLが、だれか不特定の投稿者によって
紹介されただけに過ぎない。だから外務省や東京法務局の対応は、まずこの
点からして、見当違いな言いがかり以外の何物でもない。
しかも外務省も、東京法務局も、並み居る閣僚の連中も、こうしたメディアに
対して「人権侵害」だの「名誉毀損」だのと見当違いな暴言を吐いているが、
外務省がアメリカ主導の占領本部に職員を送ってみすみす殺されたという
最大にして現実の人命にかかわる人権侵害を行なったという事実こそ
最も重大な問題なのだ。
しかも法的に、これらの掲示板やメディアが「人権侵害」や「名誉毀損」の
実定法的な不法行為を行なっていると断言することは、正確にいえば
できるはずがない。外務省も東京法務局も大臣連中も、それを知らずに軽口を
叩いてメディアを脅迫しているのなら単なる馬鹿であるから、ただちに当事者は
辞職するか「欠陥公僕」として然るべき処分を受けるべきだ。
法的に根拠のない言いがかりを、それが単なる虚仮威しの脅迫だと知りながら
行なっているとすれば、外務省、東京法務局、そして並み居る大臣連中は、
確信犯のヤクザと同じである。
言論と報道の生命線を、こうして蹂躙されているのに、外務省や大臣どもの
詭弁にもならないインチキな言いがかりを伝え聞いてプロパゲイト(宣伝布教)
しているだけのマスコミは、文字どおりの「屁タレ」である。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
産経新聞 Sat, 06 Dec 2003 01:15:50
http://www.sankei.co.jp/news/031206/1206sha009.htm
外務省が通信社などに抗議 日本人外交官の遺体写真を配信
イラクの日本人外交官殺害事件で、外務省は5日までに、殺害された2人の遺体の画像を配信した複数の外国通信社や掲載した日本の夕刊紙の出版元に抗議するとともに、掲載したインターネットのホームページの運用者に削除するよう要請した。外務省によると、遺族からの強い要望に基づく。ロイター通信社(英国)は、ロンドンの日本大使館の要請によりネットでの掲載を中止したという。
----------------------------------------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031208-00000772-jij-pol
講談社に厳重抗議=外交官遺体の写真掲載で−外務省
高島肇久外務報道官は8日午前の記者会見で、イラクで殺害された日本人外交官2人の遺体の写真を同日発売の週刊誌「週刊現代」が掲載したことを受け、川口順子外相が発行元の講談社に対し厳重に抗議するとともに、雑誌の回収を申し入れると発表した。
同報道官は「日本雑誌協会を通じかねてから雑誌各社に写真を使わないようお願いしてきたが、無視された。2人の人権を踏みにじり遺族の気持ちを全く考慮しない許し難い行為だ」と強く非難した。
(時事通信)[12月8日13時4分更新]
----------------------------------------------------------------
http://adcl.sankei.co.jp/html.ng/site=sankei&spacedesc=/SANKEI/KIJI/SEIJI/BAN/
法相、外交官遺体写真の削除申し入れ ネットで流れる
野沢太三法相は9日の閣議後の閣僚懇談会で、イラクで殺害された日本人外交官2人の遺体写真がインターネット上の「掲示板」で流れていることについて、法務省として管理運営者に削除を申し入れたことを明らかにした。またこの後の記者会見で、各閣僚から遺体の写真が一部週刊誌に掲載されたことについて批判が相次いだ。
福田康夫官房長官は「本当によくない。真実を報道するのがマスコミだというが、そこまで報道すべきか考えないといけない」と指摘。石原伸晃国土交通相も「遺族の心中を察すると、言論の自由があるとはいえ不適切ではないか」と不快感を示した。
河村建夫文部科学相は「国民への影響、遺族への配慮もあってしかるべきだ。最大限、報道の自由は守らないといけないが、ものには限度がある」と述べた。野沢法相は「常識はずれで残念だ。悲嘆に暮れるご遺族の心情を考えたとき、憂慮に堪えない」と強調した。
産経新聞(12/09 12:42)
----------------------------------------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00003058-mai-pol
<殺害外交官>週刊現代の遺体写真 川口外相「言語道断だ」
川口順子外相は9日午前の閣僚懇談会で、今週発売の週刊誌「週刊現代」がイラクで殺害された日本人外交官の遺体写真を掲載したことについて「言語道断だ。人権問題だと思っている」と強く批判した。福田官房長官も会見で「本当に良くない。遺族の気持ちを考えると、そこまで報道すべきかどうか考えるべきだ」と述べた。
(毎日新聞)[12月9日12時51分更新]
----------------------------------------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000045-jij-pol
遺体写真掲載に「憤り」=中川経産相
中川昭一経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、イラクで殺害された日本人外交官2名の遺体写真を「週刊現代」が掲載したことについて、「情報があるから流せばいい、『売らんかな』ということ(姿勢)には、遺族・親族はもとよりと思うが、自分も憤りと大変な軽べつを覚える」と述べ、強い調子で批判した。
(時事通信)[12月9日13時5分更新]
----------------------------------------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000035-jij-pol
外交官遺体写真の削除要請=ネット掲示板の管理者に−法務省
野沢太三法相は9日の閣議後の記者会見で、イラクで殺害された外務省の奥克彦大使と井ノ上正盛1等書記官の遺体の写真がインターネットの掲示板に掲載されたことに対し、同日までにネット掲示板の管理者に東京法務局名で削除を要請したことを明らかにした。
遺体写真が掲示板に掲載されているのは「2ちゃんねる」と「論壇」。同省は「遺族の追慕の念を著しく傷つけるものだ」として、4、5両日にそれぞれに削除を要請。外務省も同様の要請を行った。しかし、9日午前の段階で削除は確認されていないという。
(時事通信)[12月9日13時5分更新]
----------------------------------------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00003068-mai-pol
<外交官殺害>遺体写真がネット流出、削除を要請 法相
野沢太三法相は9日の記者会見で、イラクで殺害された日本人外交官2人の遺体写真がインターネット上の掲示板に掲載されたため、掲示板管理者に写真の削除を要請したことを明らかにした。法相は「ご遺族の心情をおもんぱかると、憂慮に堪えない」と語った。
(毎日新聞)[12月9日13時41分更新]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━