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スペインのアセベス内相は9日、北部バスク地方の独立を求めるテロ組織「バスク祖国と自由」(ETA)の最高幹部の拘束を発表し、「組織をほぼ壊滅した」と述べた。テロ対策を政権の最優先課題に掲げるアスナール首相にとって画期的な一歩となるとみられる。
組織のトップに位置するとみられるゴルカ・パラシオス・アルダイ容疑者(29)ら4人で、仏南西部ポー近郊で仏捜査当局が逮捕した。モロッコ・マラケシュからの報道では、当地を訪問中のアセベス内相が「仏との捜査協力の成果だ」と話し、容疑者引き渡しを求める方針を示した。
イラク戦争で米ブッシュ政権を支持し、市民の批判を浴びてきたアスナール政権にとって、来春の総選挙に向けて支持率回復を目指すうえで大きな得点となる。根強いETA支持が残るバスク地方では市民に動揺が広がる可能性もある。ETAのテロによる犠牲者は800人を超えている。 (12/11 00:24)
http://www.asahi.com/international/update/1211/001.html