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外務省が遺体映像の公開を邪魔する理由は鑑識常識「死後硬直」時間疑惑のせいか
外務省が、遺族を盾に取って、職員の遺体映像の公開を邪魔する理由は、変死事件に必須の鑑識の常識、「死後硬直」時間疑惑のせいか。
以下に抜粋する阿修羅戦争掲示板への投稿を典型として、日本の大手メディアが、アメリカと外務省の機嫌を損ねるのを恐れて報道しない「遺体」には、『死者は語る』といわれる検屍の常識が、この場合、まった無視されていることへの疑惑と怒りが沸騰している。
これまでの報道では、米軍の発表が、死後、5時間も経ってからのことであり、この「空白の5時間」に、何があったのかが、疑惑の焦点になっているのである。
以下は、抜粋である。
---------- 引用ここから ----------
外務省の恫喝とマスコミの死体写真隠蔽に徹底抗議!!【日刊プチバッチ!】の外交官死体写真を全面公開する!!
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/403.html
投稿者 【サイバッチ!転載】 日時 2003 年 12 月 10 日 02:42:04:00443wypc.1D6
[中略]
外務省国内広報課長の大森茂が、【日刊プチバッチ!】に対し、まるで２ちゃねるの厨房のように卑劣な匿名メールで恫喝してきたのは、前号でお伝えした通り。当然、この俺は、即座に恫喝を跳ね除けたが、マスコミのヘタレさ加減にはあきれ果てるばかりだ。マスコミ各社は、あの衝撃的な死体写真をいっせいにスルー。唯一、月曜発売の「週刊現代」(12月20日・27日号)が＜海外メディアが報じた二人の「惨殺写真」＞なる記事をトップ記事としたものの、写真のグラビア掲載はなし。記事中申し訳程度に名刺代の写真１枚が載せてあるだけだ。
---------- 引用ここまで ----------
この投稿には、いささか表現上の問題点が多いが、私は、この「外務省国内広報課長の大森茂」本人かに直接電話して、上記の主旨の「メール」発信の事実を確認した。ただし、「匿名」ではなくて、署名は「広報課長」としたとのことであった。
まあ、恫喝と理解する向きもあろうが、私は、ともかく、邪魔したことに変わりはないと考える。
私は、ことの重大性に鑑み、事件の発生を知らせる電網情報を、直ちに確保し始めた。ロイターの電網放送の画像も、動画を確保する技術はないので、要所の静止画像を、数枚、確保した。だから、いつでも自前で、電網公開できるが、超多忙でもあり、しばらくは、世間の様子を見ている。
最大の問題は、ほぼ同時に死んだはずの2人が病院の金属製の台の上で並ぶ映像に、素人でも一目で分かる顕著な違いがあることである。
奥さんの遺体は、上向きに、だらりと平らに寝ている。 ところが、井ノ上さんの遺体も
上向きだが、その両手は、ともに、上に突き出されている。何かを抱えた状態のまま、死後硬直を起こした状態のように見える。
以下は、死後硬直に関する法医学の簡単な常識を、電網検索した結果の一つである。
---------- 引用ここから ----------
http://stc.med.tohoku.ac.jp/
東北大学医学部
学生のホームページ
[中略]
http://stc.med.tohoku.ac.jp/~medfes/17/hoigaku.html
法医学パート 〜死体現象について〜
人間は死んだらどのようになると思いますか？
それを記述したのが死体現象です。
死体現象は早期死体現象、後期死体現象、晩期死体現象に大きく分けられます。
●早期死体現象
人の死直後から死後比較的早期に出現してくる変化のことで、死体の冷却、体温降下、乾燥、死斑、死後硬直などの変化がおこります。
[中略]
死後硬直は、全身に一度に出現するわけではありません。死後２〜３時間経つと、はじめに顎の関節が動かしづらくなり、口を開けるのが難しくなります。その後に腕の関節、足の関節の順に動かしづらくなります。つまり硬直は人間の体の上の部分から始まり、しだいに下の部分に移行していき、死後６〜８時間ぐらいになると、ついには全身が死後硬直の状態になるのです。それ以降硬直はしだいに強くなり、だいたい死後１５時間で強さは最高になります。では、人は死ぬとずっと硬くなったままかというとそういうわけではありません。 硬直は、死後３０時間くらいになると始まったところから解けはじめます。これは、筋肉の中の蛋白が腐敗、つまり腐ったことにより分解したためで、これを硬直の緩解といいます。全身が緩解するのにふつう約４８時間以上かかります。人の体は、死ぬとまず“ぐったり”して、次に硬くなって、そしてまたやわらかくなるという一見複雑な道をたどるのです。
死後硬直は何によって影響される？
1)気温
気温が高い程硬直は早く始まり、早く緩解します。完全に全身が緩解するまで、夏ならば２〜３日、はるやあきならば３〜４日、冬ならば４〜７日かかります。
2)筋肉の多さ
筋肉ムキムキの男の人が、華奢な女の人よりも硬直が強いだろうということは想像がつくと思います。筋肉が硬くなるわけですから、筋肉が多いほうが硬直は強くなります。女の人より男の人のほうが、子供やお年寄り大人のほうが、筋肉が多く、硬直が強いわけです。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
死後硬直の状況から、逆算して、死んだ時間が測定できるわけである。となると、撮影の時間も確定しなくてはならない。
誰が撮ったのか、時刻は、誰の許可を得たのか、米軍兵士などが同席したのか、バグダッドの日本大使館に連絡はあったのか、などなど、疑問だらけである。
端的に言えば、外務省は、写真の公開によって、真相追及の波が広がることを恐れ、防ぎたのである。
その一方、奥さんのパソコンの行方も不明のままである。
こういう時は、質問を集中するしかないだろう。
外務省の代表電話は、03-3580-3311である。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。