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(回答先: 岩手県議会、自衛隊派遣反対の意見書を可決【読売新聞】 投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 12 月 10 日 21:05:28)
「アジア解放」の大義を掲げて日本がマレー半島に上陸し、米国ハワイを攻撃した1941年12月8日の62周年にちなんだ二つの平和集会が8日夜、金沢市内で開かれた。「テロとの戦い」の大義を掲げ、小泉純一郎首相が自衛隊のイラク派遣準備を進めているなかでの開催だけに、集会では、日本の“海外派兵”への懸念が熱く語られた。「過ちを繰り返してはいけない」と。
連合石川女性委員会など8団体は「12・8反戦・平和を訴える女たちの集会」を、金沢市西念の労済会館で開き、約100人が参加した。
集会では、自衛隊のイラク派遣に反対しよう▽憲法9条を守ろう▽反戦平和の取り組みを広げよう▽戦争に反対する世界の仲間と連帯しよう――のスローガンを掲げ、反戦の意志を確認。
講演した金沢弁護士会会長の岩淵正明さんは、「そもそもイラク戦争は、武力行使の原則禁止を定めた国連憲章の例外規定に当てはまっておらず、違法な戦争で、侵略戦争だ」と指摘。自衛隊のイラク派遣については、「武力行使の目的をもって、武装した部隊を、他国に派遣するという海外派兵の条件をすべて満たしている」とし、「武力では平和は築けない。法によって平和を回復するしかない。そのためには米英の戦争責任を明確化しなければ。そして、日本はNGOの活動など、自衛隊派遣以外の方法で関与していかなければならない」と訴えた。
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金沢市の県教育会館では、「再び戦争はゆるさない 12・8平和を守るつどい」が開かれ、約50人が参加した。
日本キリスト改革派金沢教会牧師の漆崎英之さんが、「子どもたちに平和な未来を!」と題して講演。軍隊のありようを明文化していた大日本帝国憲法と日本国憲法を比較し、「日本国憲法では、政府の行為で再び戦争の惨禍が起こらないようにすること、武力威嚇・行使の永久放棄、戦力を保持しないことを明記している。有事法制を審議すること自体が憲法違反だ」と批判。
さらに、「私は有事法制に心から反対している。憲法は死守しなければならない。それが未来の子どもたちに託す最大の贈り物だ」と結ぶと、大きな拍手が起こった。
【平本泰章、森園道子】
[12月10日19時31分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000001-mai-l17