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(回答先: 岩手県議会、自衛隊派遣反対の意見書を可決【読売新聞】 投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 12 月 10 日 21:05:28)
◇「行かないで」の回答も−−市民団体アンケ実施
自衛隊イラク派遣について閣議決定された9日、小泉純一郎首相の地元・横須賀市では、海上自衛隊横須賀基地に緊張感が高まった。自衛官アンケートを実施した市民グループ「非核市民宣言運動・ヨコスカ」には、自衛官の家族から「イラクには行ってほしくない」との回答も届いた。
9日午後、同基地には護衛艦など数隻が停泊中。反テロ支援行動で補給艦「ときわ」が、すでにインド洋に出動中だ。さらに自衛艦のイラク派遣が決まったことに関し、横須賀総監部は「どの基地からどの艦船が派遣されるかは、現時点ではわからない」と短く答える。斉藤隆総監は東京へ会議で出張という。しかし、インド洋派遣の実績から護衛艦出動の可能性もあり、周辺警備が強化され、緊張が一段と増している。
市民グループは10月23日、横須賀市と厚木市の自衛官官舎に計2250通のアンケートを配布した。自衛官と家族に分けた内容で、9日までに自衛官から4通、家族から3通の回答が郵送で届いた。
その内容は「状況にかかわらず行くべきだ」(自衛官、30歳代)、「海外派遣はすべきでない」(家族の女性、30歳代)と賛否が分かれているという。
メンバーの広沢努さんは「隊員の家族の中でも夫と妻の意見が違うケースがうかがえる。回答数は少ないが、苦渋の気持ちが出ている」とみる。14日には同市の繁華街に出てくる隊員にアンケートを行う計画だ。【網谷利一郎】
◇「派遣者の安全確保に最大限配慮を」−−松沢知事
今回の閣議決定を受け、松沢成文知事は「イラクでは、外交官2人が殺害されるという衝撃的な事件が起こったばかりで、派遣される方々の安全が非常に心配であり、多くの県民も同じ気持ちではないかと思う。政府には、イラクへの自衛隊派遣の考え方や我が国が果たす役割について、国民に十分な説明を行うとともに、派遣される方々の安全の確保に最大限配慮していただきたい」とのコメントを発表した。
◇「知りえない情報含め判断と思う」−−中田・横浜市長
中田宏横浜市長は記者団の取材に応じ、「政府が外交、安全保障の全体の状況の中で、私たちが知り得ない情報も含めて判断したと思う」と話し、賛否については明言を避けた。また、犠牲者が出た場合の責任について「責任は当然問われることになると思う。(小泉首相が)そのことも踏まえて判断したのだと思う」と述べた。
◇「平和な状態で復興することを願う」−−阿部・川崎市長
川崎市の阿部孝夫市長は「政府としてはぎりぎりの決断だと思う。いろいろと複雑な事情があると思うので、軽々しくコメントを言える状況にはない。1日も早くイラクが平和な状態で復興することを願っている」との見解を示した。
◇「安全確保留意し復興貢献を願う」−−沢田・横須賀市長
自衛隊基地を抱える横須賀市の沢田秀男市長は「イラクの復興、国際情勢、米国との関係等を熟慮したうえでの決定であり、国際社会におけるわが国の立場を明確にしたものと理解している。実施にあたり、自衛隊や文民の安全確保に留意し、復興に貢献していただきたいと願っている」とコメントした。
[12月10日19時21分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000001-mai-l14