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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年12月10日号(平日毎日発行)
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※本日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail(有料版)』より一部の記事を抜粋して配信
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◆◇ Today's Head Line
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ぶっ壊された永田町の民主政治
二大政党による議会制民主主義など大ウソ。本当は公明党の専横による
デタラメ政治のファッショ化がこれからは深刻な脅威になる
これが公明党の怖いところだ
■ 金融界騒然!! 〈三井住友〉巨額増資の裏舞台(文芸春秋記事)
■ 自衛隊派兵強行 閣議決定で始まる恐怖シナリオ
■ 足利銀破綻でも財務省担当官が急死
■ 爆弾検知機、防弾マスク 陸自550人の対テロ個人装備
■ 「青木議員の圧力・介入なし」と答弁 道路行政めぐる「疑惑」にフタ
■ みずほコーポレート銀 本店を三菱地所に売却
■ 【話題の焦点】
・ ぜひとも知っておきたい素朴な疑問
厚生年金「現役世代の手取りの50%」って一体いくらなの?
■ 【ビジネス&企業News】
・ 統合撤回から7カ月 筆頭株主に浮上 サミーがセガをのみ込む日
・ 〈ソニー〉予約絶好調のPSX 待望のメガヒット商品になるか
・ 〈日本経団連〉続投表明した奥田会長の課題
・ 〈三菱地所〉東京駅前に超高層ツインタワー 新丸ビル07年に完成
・ 大手消費者金融で初 希望退職者500人募集(プロミス)
・ 〈富士重工〉新型軽乗用車「スバルR2」を発表
・ トップひと言
──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【この会社の人と事件(井上 学)】
〈トヨタ〉〈ホンダ〉
相次ぐディーラー不祥事の背景に国内市場の過当競争 ──
▼ 【兜町プロの目(山ノ上武士)】
「新三種の神器」関連株は強い
〈松下電器産業〉飛躍的な収益拡大期に突入する ──
▼ 【意外にオイシイ株主優待】
〈東急レクリエーション〉
映画やボウリング場のタダ券がもらえる!! ──
▼ 【うわさの真偽】
・ 今度は「盛風の会」 ──
・ 金価格の倍増説 ──
▼ 【ロト6出目予想】
「34・36」のカンチャン狙いの根拠 ──
▼ 【サラリーマンワイド】
1〜10月の間の被害総額は全国で22億円
「もうダマされないぞ!」オレオレ詐欺“総決算” ──
▼ 【恐怖の自腹覆面取材!! 友里征耶の行っていい店わるい店】
「ミシェル ブラス トーヤ ジャポン」(2) ──
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3年契約25億円の史上最高額が動いた日米をまたにかけたFA移籍だが
それはもくろみ通りにはいかないだろう
メッツの思惑と松井稼頭央の計算
⇒ メジャーリーグ情報
・ 日本のカネ持ち球団はこれだけいる
バリバリのメジャーFA選手を取ったらどうか
・ 35歳の長谷川がマリナーズに残留2年契約のおいしい商売
⇒ ゴールデンルーキー優等生発言の裏側で…
⇒ 年俸の疑問
・ 阪神・鳥谷とダイエー馬原の注目2新人が
均一契約金と年俸ではおかしくないか
⇒ INSIDE
・ まだ決まらない「巨人のローズ」に重大欠陥疑惑
⇒ リトル松井おめでとうのお世辞談話
⇒ サッカー世界ユース選手権速報
・ 日本が難敵・韓国に延長逆転勝ちでベスト8進出
⇒ 連載《藤井誠の体感スイングレッスン(多摩ヒルズゴルフコース所属)》
・ トップもフィニッシュもシャフトは左手親指に乗る
⇒ 連載《タフに生きたい 健康トラの巻》
・ 九大教授が10月の学会で発表しガ然注目!!
菊の新種“姫菊”はがんの特効薬か
⇒ 連載《あの人は今こうしている》
・ 人気ボサノバ歌手の ソニア・ローザさん
⇒ あのむさ苦しい男“松本人志”と別れてから見違えるような活躍
一気に“トップ女優”の仲間入りを果たした常盤貴子の運気はいつまで続く?
⇒ 【借金返済】引退宣言してわずか1年で復帰する高田延彦の事情
⇒ 【5億円】“CM女王”に立った浜崎あゆみの稼ぎっぷりと不安だらけの前途
⇒ 【我慢ならず】“盟友”に対して厳しい批判を浴びせたNHK会長の胸の内
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≫ 山拓 女性スキャンダル訴訟取り下げの狙い
≫ 「世界の北野」も真紀子には歯が立たず
≫ 向井亜紀、代理出産で双子が
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ ぶっ壊された永田町の民主政治
■ 二大政党による議会制民主主義など大ウソ。本当は公明党の専横による
■ デタラメ政治のファッショ化がこれからは深刻な脅威になる
■ これが公明党の怖いところだ
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創価学会に莫大な借りを作った自民党議員と、公明党と連立した
小泉新政権は早くも池田党の無理難題に手を焼き始めているが、
そんなことは自業自得。問題なのは、野党側のマトモな主張が
自公によって無視され国民生活が破壊されそうな事態
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血迷う小泉首相はきょう(9日)、自衛隊のイラク派兵の基本計画を閣議決定する。
だが、おかしくはないか。敗戦から58年、海外紛争地への本格的派遣は日本とし
て初めてのこと。まして世論調査で国民の8割がイラク派兵に反対しているのに、国
民的議論はおろか、国会の徹底議論さえない。
来週の15日、“ガス抜き”の形ばかりの閉会中審査をやって、セレモニーを消化
したら、小泉首相は来年早々に700人規模の陸上自衛隊を送り込む魂胆だ。米ブッ
シュ政権から「早く仲間に加われ」とせっつかれているからである。
なぜ、こんな世論不在のデタラメ軍国政治が通用してしまうのか。責められるべき
は「公明党」の存在だ。
「本当です。公明党がオーケーを出したことで、イラク派遣は政府の既定路線になり、
メディアも派遣を前提に報道している。もともと公明党の売り物は平和路線だったは
ず。筋を通してイラク派兵に反対したら、自民党は一党だけでは独走できず、小泉首
相は大ピンチに陥っていたでしょう。しかし、今の公明党は、平和路線よりも政権与
党でいることが最大目的。小泉自民党がやることに体を張って抵抗することはあり得
ません。公明党が与党にいる限り、国会の絶対多数が確保できるから、何でもやれる。
小泉首相にとって、鬼に金棒、こんなありがたいパートナーはいない。ますます頭が
上がらないはずです」(政治評論家・山口朝雄氏)
政党の役割を放棄した公明党が「オーケー」を出せば、この先も、どんな小泉暴政
だってまかり通るということか。こんなバカげた政治と恐怖はない。
有権者は、この不気味な組織の正体をあらためて頭にたたき込んでおく必要がある。
◆ 選挙の管理と完勝がお家芸の非民主集団 ◆
公明党の支持母体は、言うまでもなく池田大作名誉会長率いる創価学会である。選
挙が三度のメシより好きで、国政選挙ともなれば800万票もカキ集めることで知ら
れるが、恐ろしいのは、そのシステムだ。学会員は個人の意思による選挙権の自由な
行使ができず、特定候補者への投票が強要される。宗教評論家の丸山照雄氏が言う。
「学会員たちは、上層部が『候補者Aに投票しろ』と決めると、百パーセント従う。
ある学会員が『今回は民主党に投票したい』と思ったとしても、上層部がAと言えば
どんなにえたいの知れない候補者であっても、Aに投じるしかない。個人の意思や自
由など一切認めません」
一般学会員や婦人部が嫌った自民党の山拓前副総裁だって、学会本部と公明党が
「推薦」と決めれば、それなりに票が流れてしまうシステムなのだ。
この徹底した投票管理によって、全国の創価学会員の人数分の党候補者を決めて全
員を当選させる。これも学会・公明党の“お家芸”だ。
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■ 金融界騒然!! 〈三井住友〉巨額増資の裏舞台(文芸春秋記事)
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あす発売の月刊「文芸春秋」が金融界の注目を集めている。「三井住友銀行頭取
西川善文研究」とのタイトルで、同行が今春米投資銀行のゴールドマン・サックス
(GS)と交わした5000億円もの「増資」の舞台裏を暴露しているからだ。
それによると、この増資は〈西川社長がGS1本に絞って破格の条件を飲み、増資
を引き受けて貰った〉〈GSは手数料で86億円、配当だけでも年間220億円以上〉
になる一方的なもの。金融庁も今春の特別検査で槍玉に挙げたという。
〈増資は、経営会議、取締役会できちんとした説明がなされていない。取締役会が十
分に機能していたとは言えない〉と指摘され、役員は真っ青だったと書いている。
三井住友が、そこまでして自己資本を増やそうとした理由は旧住友銀行時代の「負
の遺産」のせいで、〈西川案件といわれる住銀暗部に巣くう不良債権は2兆円にもの
ぼる〉〈引当不足は、最悪を考えると、開示債権、要注意先を合わせるとまだ1兆円
近い〉というから驚きだ。
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