現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 267.html ★阿修羅♪ |
|
12月8日には、毎年札幌で「赤紙」が配られます。
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/kodomo/akagami.html
数年前に街頭でもらったとき、
「へぇー、赤紙ってこんなものだったんだぁ」と驚き、
「昔の人は大変だったんだなぁ」と思っただけでしたが、
今年の「赤紙」には、とてもリアリティが感じられます。
「赤紙」が過去の遺物ではなくなるかもしれないからです。
繰り返すようですが、小池清彦加茂市長(元防衛庁局長)は、
朝日新聞に、こんなメッセージを寄せています。
「戦後の文民統制は、首相と防衛庁長官に絶対的な権限を与えている。
首相が「突っ込め」と命じれば、隊員は突っ込むしかない。
重要なことは、隊員がどれだけ納得できる命令であるかだ。
7月にイラク特措法廃案を求める要望書を送ったことを明らかにするや、
防衛庁のかつての同僚や上司、全国の国民の皆様から
賛同の手紙や電話が続々と届いている。
隊員24万人と家族の100万人が、小泉首相を信頼せず、
不満を募らせている。
このままでは、文民統治制自体の信頼が地に落ち、
民主主義国家にとって由々しき事態も招きかねない。
犠牲者が出れば、募集難となって、徴兵制に行き着く恐れもあるだろう。」
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=144
イラクで自衛隊員に犠牲者がでるであろう危険度は、
今回の外交官殺害事件で、かなり高くなりました。
となれば、小池さんが言うように、
隊員が募集難となって、徴兵制に行き着く恐れも出てきます。
まさかこんなに一気に、「赤紙」が身近に感じられるものになろうとは、
数年前には思ってもみないことでした。
いま日本の社会は、急激に危険な方向にターンしつつあります。
今日12月8日は、冷静に「赤紙」の意味を考えてみるべきと思っています。
http://www.creative.co.jp/