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http://www.asahi.com/international/update/1208/005.html
ロシア下院選挙(定数450)は7日、投開票が行われ、8日正午(日本時間同日午後6時)の開票率95%の段階で、与党の統一ロシアが地滑り的な勝利を収め、極右の自民党などを含む与党勢力だけで憲法改正に道を開く300議席を上回る勢いをみせている。プーチン政権の基盤を固め、来春の大統領選での再選に弾みをつけた。
中央選挙管理委員会によると、比例区(定数225)での統一ロシアの得票率は36%で、同区だけで117議席を獲得した。小選挙区(定数225)では105人の当選がほぼ確実。共産党の地盤の中央や南部でも強みを見せた。比例と小選挙区を合わせ、議会の単独過半数に迫っている。
ジリノフスキー氏が率いる自民党は、比例区で得票率11%で、改選前の倍以上に議席を増やし第3党に躍り出た。政権の肝いりで9月に誕生した祖国も、同区で得票率を9%に伸ばした。中央選管は、統一ロシアと3つの政党・ブロックからなる与党勢力で、合わせて315議席前後になると予測している。
対照的に最大野党の共産党は、比例区で得票率12%と伸び悩んだ。同党から離反したグラジエフ氏らが加わった祖国に予想外に票を奪われ、財閥との「癒着」を批判した与党のキャンペーンも効いた。小選挙区でも議席を減らし、93年に実施された下院選以来の大敗となるのは必至だ。
民主改革勢力の右派連合、ヤブロコは比例区で3〜4%に低迷し、同区での議席獲得はならなかった。ヤブロコのヤブリンスキー党首、右派連合のネムツォフ党首らソ連崩壊後の「民主化の旗手」とされた指導者の落選がほぼ確実な情勢だ。
(12/08 20:25)