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防衛庁は19日、イラク南部のサマワに派遣する
陸上自衛隊の部隊で、警備の助手や調整役として地
元住民を雇用する方針を固めた。イラクでは米軍な
どへの反発が強まっており、陸自の安全確保には住
民感情が大きく影響すると判断。地元でも仕事を求
める声が強いため、雇用対策につなげることで人道
復興支援色を強調する狙いもある。
雇用を検討しているのは治安情報の収集など部隊
警備の助手▽部隊の活動場所の選定などにおける
地元との交渉役▽運転手▽通訳――など。具体的
な人数などはさらに調整し、武器を携行した警備
を要請することは考えていないという。
サマワの部族長側が地元の経済復興を要請。サマ
ワはフセイン政権時代の圧制で公共施設やインフラ
の整備が遅れるなど経済的に困窮している点も考
慮した。
サマワは部族の序例を反映した住民同士のつなが
りが強く、外部からテロリストなどの不審者が流入
した場合は判明しやすいとされる。陸自が活動する
うえで部族との関係を良好に保ち、地域に溶け込む
ことが重要で、サマワで治安維持に従事するオラン
ダ軍も地元住民を雇っているという。【宮下正己】
銃を撃つ練習よりアラビア語と地元の礼儀作法を覚えるのが先決だな。
何気ない挨拶や態度が、
「こいつは礼儀を知っている」
と、武器よりも、その人を守ることもある。
反対に、「助けに来てやってる」という態度を取れば一発で反発される。
しかし卑屈になってもいけない。大事なのは
「地元の慣習を理解し、タヴーを尊重すること」
ただそれだけ。
出来れば自衛隊が持ち込んだ設備・用具で武器以外のものは現地に残して撤収できるようにならないか。自衛隊が帰ったら元に戻ってしまった、では何にもならない。
アラビア語のマニュアルを用意して現地住民から技術者を選抜してもらい、一緒に作業をしながら彼等に設備の操作方法を憶えて貰う。そして自衛隊が帰った後は残した設備を地元住民の手で運用してもらう。
「技術者が居ない」のではない。自分の能力を発揮するための職場と道具が無いだけだ。
設備が移動可能なものならサマワ周辺の町に持って行き稼動させ、言わばサマワ住民の商売にしても良いし、売っぱらって町の予算に充当してもいい。要は設備と人材が「町の財産」になればいいんだ。
このアイデアのミソは
「将来自分達の財産になる自衛隊の設備を、日本人ごとサマワの人達に守ってもらう」ことにある。
「全部置いて来るなんてもったいない」なんて言ってられない。
それで自衛隊員の生命が守れるなら安いものだから。