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たった今BBC TVのニュースで嘘つき小僧ブレアが急遽ライブで登場し、「ガダフィ大佐との9ヶ月間の交渉を経て、リビアが大量殺戮兵器を廃棄することに合意した。大量殺戮兵器の問題に平和裡に決着をつけうることが証明された。」と自慢そうに発表した。要は「大量殺戮兵器は決して作り話ではなく現実の脅威であり、イラクについても自分はサダムが本当に大量殺戮兵器を持っている、と信じたからイラク侵略に追随したのだ。」と言わんばかりであった。(同時に鼻くそ小僧もホワイトハウスで同じ趣旨の発表をしたようだ。)
もちろん例によってウソである。実はリビアは経済封鎖の解除をちらつかされて、例のロッカビーのパンナム機爆破事件の犯人(ということにされている)リビアの元諜報員アリ・モーメッド・メグラヒを、「差し出した」という話が大手メディアでもおおっぴらに報道されており。今夏パンナム機爆破事件の遺族に、ガダフィが数百億にのぼる補償金まで出すとのニュースが流れた際には、Independent紙など、ガダフィが「もう何でもウチがやったことにしてくれて結構です。ケネディの暗殺からバリ島の爆破まで何でも引き受けます。」とふてくされている政治漫画まで載せていたくらいである。保守的なDaily MailもCIAが裏で暗躍したことは間違いないなく、リビアがやったという明確な証拠がない、とまで報じていた。
おそらくは利権絡みの裏取引があったものと推察される。嘘つき小僧から、「ここんところ大量殺戮兵器の問題でうちも苦しいから、ちょっとまた泥かぶってよ」とでも依頼があったのであろう。むろんリビアの大量殺戮兵器廃棄はいつでも公表できる状況でタイミングを待っていたことであろう。昨日大量殺戮兵器捜索の責任者ダビッド・ケイが「見つかりそうもない」ので辞任したことで、尻に火がつきそうになった嘘つき小僧と鼻くそ小僧が急遽打ち合わせて、切り札を出したものと見るべきであろう。全く笑止。