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日本国軍を出兵させるための断末魔のブッシュ政権による日本人外交官の意図的虐殺弾劾!(革マル派「解放」1799号)
http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/1538.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 12 月 19 日 08:36:59:0iYhrg5rK5QpI

日本国軍を出兵させるための断末魔のブッシュ政権による日本人外交官の意図的虐殺弾劾!(革マル派「解放」1799号)

http://www.jrcl.org/

イラクのティクリート郊外で日本人外交官二名がイラク人運転手とともに殺害された十一月二十九日の事件、この事件を口実にして小泉政権は、十二月九日に自衛隊のイラク派遣を閣議決定した。決定後の記者会見で小泉は質問に何も答えず、二名の殺害は「テロに決まっているんだ」「自衛隊派遣しかない、国際貢献しかないんだ」という信念的信念を、ただ一方的にくりかえすだけであった。この小泉の異様な表情に、11・29事件のなんたるかが如実にしめされている。すなわち、自衛隊のイラク派遣を公約しておきながらいつまでたっても実行しようとしない小泉政権に最後的決断を迫るために、ブッシュ政権がしくんだ謀略、それがかの事件だということが。

米軍発表の矛盾を意図的に無視

 事件は武装グループによるテロだと断定する米英占領当局(CPA)や米軍の発表が、じつは矛盾だらけであり、「読売」「朝日」「毎日」の三大紙がいずれもこのことに疑問を発したにもかかわらず、疑問を解消するための辻褄(つじつま)合わせさえも小泉政権はやろうとしなかった。
 襲撃時刻は午後五時、襲撃場所は売店で、車が買い物にたち寄ったところを待ち伏せされた。――このような米軍発表は、外務省が現地の大使館に問いあわせることによって、すべて嘘であることが判明した。大使館によれば、奥参事官からの定時連絡が途切れたのが午後零時で、これは襲撃時刻を午前十一時ころとする現地警察のティグリス署の証言と一致する(「毎日新聞」十二月二日付)。また、実際の襲撃は幹線道路を高速で走行中の車を追尾し追い越しながら横および前から銃撃するというものであったことも判明した。
 ところが外務省は、自分が問いあわせて浮かびあがった疑惑に逆にうろたえてそれ以上は追及せず、三日には、「所持品が奪われていないから強盗とは考えにくい」というだけの理由で襲撃を「テロ」と断定してしまった。米軍が時刻と場所の「誤認」を訂正したのは五日になってからである。この訂正を待つこともせずに判断をひるがえした外務省の態度は、異様というほかはない。
 それだけではない。銃撃の方向や角度、そして弾丸の種類などを特定する物証であるはずの車について、日本政府はその返却を要求しないと表明してしまった。テロリストの襲撃という米軍発表と矛盾するような物証を手にしたら困るという態度をとった。いや、そもそも物証などなくてもすべて米軍の発表を信じます、という態度をとったのである。
 二人の遺体については、これを引きとらないわけにはいかなかった。しかも、車を放棄したからには遺体が唯一の物証である。ところが、司法解剖を警視庁はおこなったにもかかわらず、「遺族に配慮する」と称して、その結果を何ひとつとして公表しなかった。それどころか、『週刊現代』(十二月二十・二十七日号)が二人の遺体写真を公表したことにたいしては、外務省はヒステリックな非難を浴びせ、雑誌の回収を要求したほどなのである。この異様な対応は何にもとづくものなのか。

真犯人は米軍と知って動揺

 もはや明らかである。日本人外交官が乗った車を銃撃し二人を殺害したのは米軍にほかならない。
 米軍が襲撃時刻を六時間も遅らせて発表したのは、彼らのものと判明する薬きょうなどの物証を隠滅するのに時間を要したからである。また、襲撃状況を売店での待ち伏せとしたのは、ナンバープレートを外し、スモークガラスで内部も見えず、時速一五〇`の高速で走る単独行動の軽防弾車を特定し、捕捉して銃撃し乗員を殺害するなどということは、高速で走る車を持っていないゲリラ部隊にはおよそ不可能なことだからである。
 「外交官の中に、何らかの情報を提供した人間がいた可能性」を想定しないかぎり、テロとは納得しがたい(「読売新聞」十二月一日付)という見解は、外務省の内外でなかば公然とささやかれていたのだ。大使館にスパイがいるのでないとすれば、大使館員の行動を知りうるものは米軍以外には存在しない。このことを知っているからこそ、外務省官僚どもは事件の背後にアメリカの影を見て、縮みあがらないわけにはいかないのである。
 十一月二十九日の当日、外交官二名はティクリートで開催予定の復興支援会議(CPA主催)に出席するために、バグダッドからティクリートに通ずる幹線道路を走行中であった。この会議の開催を、仮にゲリラグループが事前に知ったとしても、日本大使館からいつ、どんな車で向かうのかについてまで、すべて知ることは不可能に近い。ただ米軍だけは例外であろう。
 いや、むしろ次のように推論すべきである。サダム・フセインの出身地でありCPAにたいするレジスタンスが最もさかんなティクリートでCPA主催の会議をあえて設定したのだ。それは何のためか。日本人外交官をおびき出し、これを銃撃・殺害して「テロ」に見せかけるという謀略を首尾よく実行するための舞台設定として、である。

日本軍派兵を促すための意図的な虐殺

 この謀略を構想し指令したのは、もちろんアメリカ帝国主義ブッシュ政権いがいの何ものでもない。「ブーツ・オン・ザ・グラウンド(地上部隊を送れ)」を要請して「イラク特措法」を制定させたとはいえ、この法律にもとづいて自衛隊を派遣できるほどにはイラク情勢が安定しなかった。「ドーント・ウォーク・アウェイ(逃げるな)」と恫喝しても、なお小泉政権は煮えきらなかった。このことにつくづく業を煮やしていたのがブッシュ政権なのである。彼らは「非戦闘地域での復興支援」などという枠をとり払い、米軍とともにゲリラと戦う日本国軍隊(ジャパニーズ・アーミー)を戦地に出兵させるために、小泉政権を言いのがれのきかぬ絶体絶命の境地に追いつめることを狙って、敢えて日本人外交官を虐殺したのだ。
 米英のイラク占領支配は、いまやベトナム戦争末期にも比すべき惨状にある。十月下旬のラマダン入りを合図に開始された大規模ゲリラによって、米軍は四月の戦闘を上まわる死者をうみだした。「イラク人化」と称する政権移譲プランをうちだしたものの、仏・独・露からもイラクのシーア派各派からも拒否された。アメリカ国内では民主党が勢いづき、バグダッド訪問中のウォルフォウィッツの居場所をゲリラグループに意図的に流しロケット砲攻撃を演出したのも、CIA内抵抗分子にちがいない。このような八方塞がりを突破しようとして、「バグダッド電撃訪問」(七面鳥パフォーマンス)のように、思いつくことならどんなことでも実行しようとしているのがブッシュ政権なのである。そのような彼らが、八月二十九日に強行したハキム師爆殺に続いて手を染めた謀略の第二弾、それが日本人外交官の意図的虐殺にほかならない。
 このことを感じとっているからこそ、小泉は、「二人を失ってさびしい」というブッシュの事件直後のメールを受けとって、そのただならぬ意味を察知し、早くも観念してしまったのである。外務省がまだうろたえていた十二月一日の午前中に、小泉は記者会見し、「無差別テロにまちがいない。テロにひるんではならない」と絶叫した。ブッシュと文字どおり心中するハラを、ここでくくったのだ。
 米軍に謀殺=虐殺された二人を英雄にまつりあげ、「彼らの犠牲にむくいるためにイラク派兵を」などと叫ぶ小泉の国軍イラク派兵を、断じて許してはならない。断末魔のブッシュ政権が手を染めた日本人外交官謀殺の真相を暴きだし弾劾しつつ、イラク反戦の闘いをさらに強固に、広範に創造しよう。

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シーア派指導者ハキム師爆殺も米帝の謀略だったとは驚いた。
当時ただただ忙しかったので、抵抗組織(多分サダム系だったと思う)が犯行を否定していた記事を見た憶えがある。

当時の「解放」のコメントは見当たらない。
YAHOOで「ハキム師爆殺」で検索、2件あり。

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「新じねん」
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0308/hibi-hizuke0308.htm

「日々雑感」より転載

03/08/30 (土)

http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0308/hibi0308-30.htm


イラクで爆発、シーア派政党指導者死亡 信者19人も
 アラブ首長国連邦の衛星テレビ局アルアラビアによると、イラク中部にあるイスラム教シーア派聖地ナジャフのイマム・アリ廟(びょう)前で29日、自動車に積まれたとみられる爆弾が爆発し、イラク統治評議会に参加するシーア派の主要政党イスラム革命評議会(SCIRI)の最高指導者ムハンマド・バーキル・ハキーム師(64)が死亡した。このテロで他に信者ら少なくとも19人が死亡した。シーア派内部では、強硬派から、SCIRIが米英の暫定占領に協力しているとの批判があったとされ、同派の内紛が噴き出す可能性がある。
 報道によると、ハキーム師が金曜礼拝の演説を終え、モスクを出てきたところで爆発が起きたという。 米英暫定占領当局(CPA)のブレマー代表は事件を受け、「今日の爆撃で、新生イラクの敵が手段を選ばないことが分かった。彼らは無実のイラク人を殺し、イスラムの聖地を破壊し、テロリズムの邪悪な姿を現した。我々はイラク警察に全面協力し、首謀者を裁きにかける」と述べた。
 一方、統治評議会のアフマド・チャラビ・イラク国民会議(代表)はカタールの衛星テレビ・アルジャジーラで、十分に安全を確保しなかったとして米軍を非難すると共に、イラクの分裂を図るフセイン元大統領派の仕業だと述べた。ナジャフでは24日にも、ハキーム師のいとこでシーア派の最高位の法学者(大アヤトラ)のムハンマド・サイード・ハキーム師の自宅前で爆発があり、護衛3人が死亡、同師が軽傷を負うテロ事件があったばかり。
 バーキル・ハキーム師は、イラク国内でバース党体制に反対する運動を行い、82年にイランに亡命し、反体制組織のSCIRIを結成した。SCIRIは湾岸戦争後にクルド人組織などと協力し、国外にいる反フセイン政権組織で共同歩調をとり、シーア派組織の中心だった。イラク戦争後は米英の占領政策に協力する姿勢をとり、7月に暫定占領当局(CPA)のブレマー代表が25人の統治評議会メンバーを任命した際に、弟のアブドルアジズ師が委員になった。シーア派イスラム教徒はイラクの人口の6割以上を占め、ナジャフの宗教指導者集団が大きな影響力を持つ。ハキーム師は、最高位のアリ・シスターニ師やサイード・ハキーム師らとともに、米英の占領政策に協力する姿勢をとっているが、対決を求める強硬派指導者もおり、宗派内で緊張が高まっていた。
シーア派指導者を狙った爆弾テロで3人死亡 イラク
 イスラム教シーア派政治組織、イスラム革命最高評議会(SCIRI)のバグダッド事務所によると、シーア派の聖地ナジャフで24日午後2時前、最高位法学者「大アヤトラ」のムハンマド・サイード・ハキーム師の自宅のすぐ外で大きな爆発があり、護衛の3人が死亡、ハキーム師自身も飛び散ったガラスで首に軽いけがをした。
 爆発は、ハキーム師が午後の礼拝を終え、自室に戻った直後に起こった。ガスボンベに起爆装置をつけた手製爆弾が使われた模様で、ハキーム師を狙ったらしい。犯人は不明だが、シーア派の中には最近、占領米軍との対決姿勢を強める勢力が出ており、ハキーム師らの穏健姿勢に不満を募らせていると言われる。同派内の内紛の可能性もありそうだ。ハキーム師はSCIRI最高指導者のムハンマド・バキル・ハキーム師の親類で、ナジャフで最高位のアリ・シスターニ師と並ぶ宗教指導者。シスターニ師と同様に政治的には、中立的な立場をとっている。

 ハキム師が暗殺されたことの意味は大きい。これでイラクは内戦状態に突入する懸念すら出てきた。読者はすでに気付いていると思うが、あのチャラビが早速しゃしゃり出てきたね。こういう腹黒い人物がいけしゃあしゃあと「フセイン元大統領派の仕業だ」などとうそぶくあたり、実際にはその逆ではないかと勘ぐりたくなる。銀行不正でヨルダンから追放された小賢しい体質は変わっていないだろう。
【関連ページ】ハキム師、イラクへ帰国

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03/08/31 (日)

http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0308/hibi0308-31.htm

容疑者4人を逮捕 ナジャフの爆弾テロ
 【ナジャフ(イラク)30日共同】イラク中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフで起きた爆弾テロ事件で、ナジャフの警察当局者は30日、イラク人2人、サウジアラビア人2人の計4人の容疑者を逮捕したことを明らかにした。全員が国際テロ組織アルカイダとつながりがあるという。AP通信が伝えた。アラブ首長国連邦の衛星テレビ、アルアラビーヤは、全員が犯行を認めていると報じた。AP通信がナジャフの警察当局者の話として伝えたところによると、今回の爆弾はバグダッドの国連事務所爆弾テロと同じ種類の材料でつくられていた。またナジャフの病院当局者は同日、ナジャフ州内の全病院での集計結果として、78遺体を確認、154人の負傷者の手当てをしたと述べた。病院にまだ収容されていない遺体もあり死者数は増える見通しという。
 AP通信によると死者数は107人となった。ロイター通信は地元の検視医の話として200人以上が負傷したと伝えた。

爆弾テロ死者100人超 イラクのシーア派聖地
 【ナジャフ30日共同】米CNNテレビは29日、イラク中部ナジャフのイマーム・アリ聖廟(せいびょう)で起きた爆弾テロの死者が100人を超えたと報じた。イラク統治に当たる米主導の連合軍暫定当局(CPA)のブレマー文民行政官は同日、徹底した捜査の方針を表明した。だが犯行声明は出ておらず、旧フセイン政権派やイスラム原理主義組織の関与、イスラム教シーア派の内紛が原因などとの見方が出ており、犯人像は絞り込めていない。29日の米紙ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストの電子版は、死者は95人を超えたと伝えた。破壊された建物のがれきの下にまだ被害者が埋まっている上、危険な状態の患者も多く、死者が増える可能性がある。AP通信が伝えた目撃者の話によると、爆発で死亡したシーア派有力指導者のムハマド・バキル・ハキム師は、礼拝後、車で出発しようとした際、爆発に巻き込まれた。
イラク爆弾テロの死者125人か=CNN
 米CNNテレビ(電子版)は30日、イラクのイスラム教シーア派聖地ナジャフで29日に起きた爆弾テロの死者が少なくとも125人に達したと報じた。現地の病院がCNNに示した死亡者リストには、シーア派指導者ムハマド・バクル・ハキム師以外に124人の名前があったという。他の病院からの報告が上がれば、死者数はさらに増えるとみられる。

 どうも解せないのは911事件にしろ、国際的なテロ事件で容疑者がなぜこんなに早く特定されるのか?ということだ。これは容疑者を事前に知っていたとしか思いようがない。内偵した記録が何処かにファイルされているのではないか。今回のナジャブ爆弾テロと同時に思い出されたのが、アメリカ支援による国際的な警察官の養成施設のことだ。ハンガリーにイラク人公募における2万8000人もの警察官を集めて、それが単なるイラク国内の治安を目的とした養成所などとは考えにくいことである。ペンタゴンは自国の軍隊を再編、少数精鋭部隊の増強計画を推進しているが、この穴埋めとしての補佐的役割をこれら養成部員に求められているとも考えられる。何よりいかがわしいのは、世界中の捕虜を抑留してあるというキューバのグアンタナモ米軍基地だ。国籍を剥奪され、素性を消された彼らは、テロ容疑者としては最も利用価値がある。ちょうど自国のスパイを他国に潜入させるように、新たに素性を付け加えることなど国家規模なら容易に出来るだろう。

 今回のナジャフ爆弾テロ容疑者4人の逮捕をもって、この事件が解決に向かうなどとは決して思えるはずがないし、むしろシーア派信徒のアメリカへの懐疑は強まる一方だろう。アメリカが「聖域ナジャブで使われた爆弾が国連爆破テロものと同種だ」と発表した時点で、それでは何故あのとき、アメリカは事前に国連爆破を知っていながら防げなかったのか?(防がなかった?)を問い質す必要がある。こうした経過を踏まえれば、ナジャブ爆弾テロにおいてもアメリカは事前に知っていてもおかしくはない、ということになるからだ。

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2003年9月2日
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0309/hibi-niisi030902.htm

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バクダッド国連事務所爆破の背景1−−−−−同上「日々雑感」より転載

http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0308/hibi0308-28.htm#バグダッド国連爆破事件の背景-1


バクダッド国連事務所爆破の背景2−−−−−同上「日々雑感」より転載
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0308/hibi0308-29.htm#バグダッド国連爆破事件の背景-2

アメリカ軍需企業・相関図-1
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0310/hibi-niisi0310-15.htm#アメリカ軍需企業・相関図-1

ティクリート邦人外交官射殺事件の謎
「狼が来るぞ!」
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0312/hibi0312-04.htm#図イラク邦人射殺

図ベーカーとブッシュの相関図-1
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi0312/hibi0312-18.htm#ベーカーとブッシュの相関図-1

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