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◆ ブッシュべったりの軍事・外交で大義なく参戦 ◆
小泉の無能・無策は、忠犬ポチよろしくブッシュにベッタリの軍事・外交面でもハ
ッキリしている。米国の要求で慌ててイラク特措法をつくったがブッシュの甘い見込
みでイラクは泥沼化。「非戦闘地域」に限定されているはずの自衛隊派遣は法律無視
で実行される。
「すでに防衛庁は派遣スケジュールを固めました。先行する空自の先遣隊40人が今
月25日、バグダッドに出発。本隊140人の派遣が1月中旬となる予定です。焦点
の陸自派遣は第1陣135人が年明け2月21日に。3月下旬までに550人規模の
部隊が次々とイラク入りする計画です」(政府関係者)
空自の物資輸送では、武装米兵まで運ぶというから復興支援の目的など有名無実だ。
小泉は先日の閉会中審査でも「日本は戦争に行くんじゃない」「武力行使はしない」
の一本槍で憲法9条問題から逃げ回っていた。これは本人もイラク派兵が違憲だと分
かってるからだ。神奈川大名誉教授の佐藤司氏(憲法)が言う。
「戦後初の海外派兵という大転換点に立ちながら、小泉首相は国民への説明責任をま
るで果たせていません。このことが今回の派遣の大義のなさを物語っています。しき
りに憲法前文を持ち出し、国際協調を訴えていますが、何をもって国際協調と言うの
か。身勝手な戦争を始めた米軍の属兵として自衛隊を戦地に派兵すれば、国際的な批
判を浴びるだけです」
▼ 来年はいよいよ憲法改正を狙う ▼
自民党は来年の国会で「改憲手続き法案」を出すという。ブッシュの言いなりにな
って忠実に自衛隊を戦場に送り込み、軍国化をさらに進める魂胆だ。イラクで自衛隊
がテロの標的となるのは間違いない。
「仮に戦死者が出れば『敵に発砲するだけで面倒な手続きが必要な平和憲法など変え
てしまえ』という乱暴な理論で改憲を求める声が出てきます。小泉首相はイラク派遣
を口実に一挙に改憲キャンペーンになだれこむつもりなのです」(佐藤司氏=前出)
今でさえ、憲法無視で核武装と徴兵制以外は何でもアリの小泉政権。改憲されたら、
「核保有は北朝鮮対策」「自衛隊になり手がいないから徴兵制だ」と言い出すに決ま
っている。
◆ この悪政・暴政に国民は黙っているのか ◆
こんな悪政・暴政がまかり通っていること自体が不思議だ。
小泉首相に「日本をどうしたいんだ」と聞きたいところだが、当人は国民に説明す
るつもりはないらしい。16日、国会の閉会中審査を終えた後に記者団から説明責任
について聞かれると、ベストセラー「バカの壁」(養老孟司著)を引き合いに出して
「話せばわかるってものじゃないね」と居直っている。前出の本澤二郎氏が言う。
「小泉政治によって国民にはすさまじい増税とデフレ恐慌が待っています。また、自
衛隊は米国の傭兵として、世界中の紛争地域に行かされる。しかも経費は日本持ちと
いうのですから従属国以外の何物でもありません」
そうなったら日本は世界の鼻つまみものだ。国民が羊のようにおとなしく傍観して
いると、やがてはケツの毛まで抜かれ、若者は戦場で米国の弾よけに使われるだけで
ある。