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実際どんな弁護士かは分からないけれど、いきなり“悪魔の弁護人”はないだろう?
「極右から極左まで凶悪犯罪弁護好む」なんて、有能だからできるのかも。凄腕かもよ。
少なくとも、どんな人間にも弁護士をつける権利があるという基本的人権に関するリーガル・マインドだけはあるようにおもうが・・・。
この機会に夕刊フジも反省してみてはいかがかな(笑)。
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フセイン弁護名乗りあげた“悪魔の弁護人”の正体 ----- 極右から極左まで凶悪犯罪弁護好むフランス人
【パリ18日=夕刊フジ特電】ブッシュ米大統領に『死刑宣告』されたフセインに、フランス人弁護士、ジャク・ベルジュ氏(79)が18日弁護を引き受けてもいいとの考えを示した。半世紀にわたり元ゲシュタポや国際テロリストを弁護し、“悪魔の弁護人”と異名をとる怪人物。果たしてフセインの援軍となるのか。
ベルジュ氏はAFP通信に対し、米軍に投降したアジズ元副首相の弁護を依頼されたことを明らかにしたうえで、「フセインを弁護する準備もできている」と意欲を見せている。
ベルジュ氏が弁護してきた中では、パリの刑務所で服役中の国際テロリストで「カルロス」の名で知られ、日本赤軍との共闘もウワサされたイリイッチ・ラミレス・サンチェスが有名である。
このほか、ナチスの秘密警察、ゲシュタポ隊長で、「リヨンの虐殺者」と呼ばれたクラウス・バルビーら凶悪犯罪を引き起こした人物ばかり。
パレスチナ活動家やネオナチなど、「極右から極左」まで弁護することで知られている。
最近では、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で裁かれているミロシェビッチ元大統領を弁護する国際委員会の副委員長に就任している。
1925年にフランス人の父親とベトナム人の母親の間にタイで生まれたベルジュ氏は、第二次世界大戦中にはド・ゴールの自由フランス亡命政府に参加するために英国に渡ったが、その後はフランス共産党に参加しながら法律を学んだ。
当時、フランスに留学していたカンボジアのポル・ポトと親交があったとされ、1970年代にはポル・ポトのクメール・ルージュと行動をともにしていたという説もある。
フセイン裁判については、米政府やイラク統治評議会はイラク国内で行う方針を表明、外国人も裁判に参加する方向だ。
ミロシェビッチ元大統領の裁判では、正式な弁護人ではないと指摘されているベルジュ氏だが、フセインの弁護人に就任できれば、さらに名前を売ることだけは確実だ。
ZAKZAK 2003/12/18