現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 1355.html ★阿修羅♪ |
|
スリランカの「サダム村」の憂鬱
Gloom in Saddam's Sri Lanka village
多くのイラク人がサダム・フセインの逮捕を祝う中で、スリランカのある村には陰鬱な雰囲気が漂っている。
島の東岸にあるBatticaloa市の北部にあるサダム・フセイン村は、その存続と名前を、いまや国民から犯罪の告発に直面している男に負っている。
村のイスラム教徒たちはうちひしがれている。
サダム・フセインは1978年の台風で破壊された村の再建に寄付を行った。彼は被害者救援のために援助の手を差し伸べた多くのアラブ指導者の中の一人であり、村人はこのことを忘れていない。
非難されるアメリカ
「われわれに関する限り、彼は村を再建するための資金を与えてくれた。これは人道的な行為だった」とある村人は語る。
村人は4月のアメリカによるイラク侵略以来サダム・フセインの名を出すことを控えてきたが、今度の逮捕のニュースは彼らにとってあまりに受け入れがたいものだった。
「誰もが信じたくないと思っている」と労働協会代表アブ・ハニファさんは述べる。
「あの写真はアメリカの策略か、影武者をつくって逮捕を逃れようとするサダムの戦略だと考えている人々もいる」とハニファ氏は語る。
アメリカのイラク政策に批判的な人々もいる。
その中の一人、Rジフリさんは、逮捕は「受け入れがたく」、アメリカと同盟国は大量破壊兵器が見つからない問題を回避しようとしていると言う。
「その間にも、われわれはイラクの無辜の人々の殺害や女性への暴行について数多くの報告を受けている」とジフリ氏は述べる。 (BBC news online)