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公安部反恐怖(テロリズム)局の趙永シン副局長は15日の記者会見で、東トルキスタン運動のテロ4組織(東トルキスタンイスラム運動・東トルキスタン解放組織・世界ウイグル青年代表大会・東トルキスタン情報センター)について説明した。
4組織が1990年代に成立して以来、新疆ウイグル自治区や周辺国などで、爆破、暗殺、放火、毒物散布、襲撃といった一連のテロ活動が計画・組織され、実行に移された。
このうち「東トルキスタン・イスラム運動」は、新疆地区で警察官への銃撃や一般人の殺害といったテロ活動を展開した。「東トルキスタン解放組織」は、新疆地区やキルギス、カザフスタンで放火、爆破、銀行強盗などを行ったほか、中国駐キルギス外交官1人を殺害した。
「世界ウイグル青年代表大会」は、新疆地区で一連の爆破事件を起こした。
「東トルキスタン情報センター」は、中国域内にある石油パイプライン、天然ガスパイプライン、鉄道といった大型民間施設に対する爆破計画を立案し、実行を直接指揮した。
統計によると、中国の警察はこれまでに「東トルキスタン・イスラム運動」から各種銃器98丁、手榴弾4500発、大型刀剣類、爆破装置、爆弾材料などを押収した。今年2月には、「東トルキスタン解放組織」メンバーによる河北地域でのテロ組織拡大の動きを阻止した。
テロ4組織は相互に連携しているだけでなく、ビン・ラディン氏のアルカイダや、アフガニスタンのタリバン勢力、チェチェンテロ組織など国際テロ勢力と密接に連携している。
趙副局長は関係各国に対し、4組織への取り締まりを強化し、各国内における4組織の活動と4組織に対する支持、資金援助、保護を禁止するとともに、4組織の各国内資産を凍結するよう呼びかけている。またテロリスト11人について、法律に基づく調査を実施して逮捕し、身柄を中国に引き渡すよう要求している。引き渡されたテロリストは司法機関による尋問を受け、その刑事責任が追及される。(編集KS)
「人民網日本語版」2003年12月16日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/12/16/jp20031216_35013.html