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(回答先: 国連事務総長、「死刑は支持しない」 フセイン氏処遇めぐり(CNN) 投稿者 えっくす 日時 2003 年 12 月 16 日 17:07:40)
フセイン氏、半年は米軍が拘束か 米当局
2003.12.16 Web posted at: 12:37 JST
ワシントン(CNN) 米軍に拘束されたイラクのフセイン元大統領の処遇について、裁判権の所在を巡り議論が続く中、複数の米政府筋は、イラク暫定政権が樹立し主権が移譲される来年6月末までの約半年間、元大統領を米軍が拘束し、捕虜の待遇を定めたジュネーブ条約に従って扱うとの見通しを示している。
米政府筋によると、現在のイラク統治評議会は米英が占領政策の一環として設置したもので、ジュネーブ条約など国際条約に調印している国家・組織ではないため、統治評議会に元大統領の身柄を引き渡すのは国際法上難しいとの見方が米政府内では強いという。
米政府はその上で、ブッシュ大統領が15日の会見で挙げたように、「国際的な基準で」「イラク国民と共に」「公正に」元大統領を裁くため適切な方式について、イラク統治評議会と共に検討を進めている。
米政府は、元大統領の裁判手続きに国連が関与する余地はあまりないとしているが、統治評議会が希望するなら他の国際組織の関与を仰ぐ可能性もあるとしている。
米軍が元大統領を拘束する間、ジュネーブ条約に基づき戦争捕虜としての適正な扱いを受け、国際赤十字委員会の面会も認められ、手紙による家族との通信も認められるという。
一方、イラク統治評議会のハキーム議長らは、バグダッドに設置されたばかりの特別法廷が元大統領を裁くことになると述べている。評議会議員の中には、数週間のうちに特別法廷で裁判し、死刑判決を下すべきだとの意見もある。
米英暫定占領当局(CPA)は現在、イラク国内法にある死刑の適用を停止している。またイラクの特別法廷が今後の運営にあたり参考にするとしている国連のルワンダ国際犯罪法廷などは、死刑を規定していない。