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これって、イラク国民を「人間の盾」にしてアメリカが裁くっていってるんですよね?笑)
以下本文
イラク人が参加し公開で 「人間の盾」で訴追も
フセイン元大統領裁判で米
【ワシントン15日共同=小片格也】ブッシュ米大統領は十五日、ホワイトハウスで記者会見し、イラクのフセイン元大統領の裁判について「国際的な検証に堪える必要がある」と述べ、イラク人が参加する公開形式で公正に行う考えを表明した。
大統領の発言は、国連が関与した国際戦犯法廷や米軍主導の軍事裁判は念頭にないことを示唆している。ブッシュ政権は米国が深く関与しながらも、フセイン元大統領の圧政に苦しんだイラク人主導で元大統領を裁く形を取ることで「過去の清算」を図り、イラク国民と国際社会の理解を得たい考えだ。
訴追対象をめぐっては、米政府高官が十五日、一九九○年の湾岸危機の際、イラクやクウェートで日本人を含む外国人多数が「人間の盾」とされた事案に言及。イラク側との協議で、この事案での訴追の可能性も検討する意向を明らかにした。
高官はまた、米政府が来年一月にもプロスパー大使(戦犯問題担当)をバグダッドに派遣、イラク統治評議会と訴追へ向けた協議を本格化させる方針を示した。
バウチャー米国務省報道官は十五日の記者会見で、イラク統治評議会が設置する特別法廷に国際社会が関与する機会が与えられていると述べた。
ブッシュ大統領は「イラク国民が深く関与し、公開裁判である必要がある。すべての残虐行為を白日の下にさらす必要もある」と言明。死刑適用の可能性について「私の個人的意見は重要でない。イラク国民の意見が反映されるべきだ」と述べ、否定しなかった。元大統領聴取については「私はフセインを信じていない。彼が真実を語るとは思わない」と述べた。
ブッシュ大統領はまた「イラクのテロリストは依然危険」として、今後も米軍兵士の犠牲覚悟で軍事作戦を継続すると訴えた。「テロ組織アルカイダの指導者や組織の追跡を続ける」とも語り、ウサマ・ビンラディン氏らの拘束に全力を挙げる考えを強調した。
(了) 12/16
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq4/