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(回答先: フセイン元大統領は「戦争捕虜」 赤十字が面会を要請へ (Asahi.Com) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 16 日 00:43:13)
フセインを捕虜として扱うのは、当然の手続きだね。しかし、そう言う事になると、アメリカやイギリスといった侵略国の政府系メディアが報道していた話にも、おかしな問題が出て来そうだね。BBCあたりが国際報道する、アメリカ軍はフセインを「グリル」していますエトセトラと言う、「さらしもの」扱いの報道の問題だね。妄想の「大量破壊兵器」について、そのありかを「厳しく尋問」していると、言う報道なのだね。
ジュネーブ条約によると、こうして戦争捕虜に「情報」を要求する「尋問」は、禁止されているね。当然に、「拷問」が禁止されている。アフガニスタンの戦争捕虜のように、虐待し虐殺する事も、同じく禁止だ。アルジャジーラNETの記事は、その辺りを敢えて指摘しているがね。
BBCは、デビッド・ケリー博士から情報提供を受けながら、今では、博士の恩を忘れ、博士の他殺問題すら報道し無い。そのBBCなら、捕虜虐待の禁止条項を忘れたとしても、当然かも知れ無い。さすがのBBCも、そろそろ泥沼戦争に疲れ、フセイン「逮捕」と言うアメリカ軍発表に乗ぜられたと言う事だろうね。これは、健忘症と言うべきだがね。
アルジャジーラでは、「さらしもの」ビデオの放送に対するアラブ圏の反応について、アラブ文化の観点からする分析を披露しているね。ビデオに出演したフセイン大統領が、グアンタナモの囚人たちのように、強制的にひげを剃られたらしい事についてね。他人に強制的にひげを剃られる事は、アラブ人にとり、その男性性を否定される行為だから、この上ない侮辱に当たると言うのだがね。そして、これがイラクのみならず、アラブ全域に怒りを巻き起こし、イラクでも報復やレジスタンス攻撃が激化するだろうと言う分析だね。
アメリカ帝国圏のテレビ「文化」では、あれこれの胡散臭い「ビデオ」を電波に乗せ、世界の無知な大衆に向けた見世物とする事が、世界征服の第一歩だと妄想しているらしいね。しかし、やはりそれは、逆効果となったらしい。この手の「妄想」馬鹿につける薬は、やはり無かったと言う事だ。「フセイン逮捕」ビデオとやらの余波も、まだまだ続くと言う所以だね。