現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 1113.html ★阿修羅♪ |
|
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、イラクのサダム・フセイン元大統領の逮捕事実が公開されてから丸1日経った15日午後現在、何の反応もみせていない。
しかし、金正日(キム・ジョンイル)総書記や指導部が相当の“恐怖”を感じている可能性が高いと専門家らは指摘した。
これはブッシュ政権がこれまで北朝鮮をイラクやイランとともに「悪の枢軸」と目し、金正日政権の交替を何度も示唆してきたため、北朝鮮が第2のイラクになりかねないといった危機感を持っているためだという分析だ。
実際に北朝鮮はイラク戦争勃発直後の今年3月、外務省スポークスマンを通じ、「米国のイラク攻撃は、イラク指導部を除去することを目標としており、許し難き国家テロ」と非難し、「国家指導者を選出する権利は、全面的にその国の人民に託されている。米国に、他の国の政権を交替する権限を付与した者など1人もいない」と敏感な反応をみせている。
また、イラク戦争中の今年3月、金正日総書記は1カ月以上も公の場に姿を現さず、白頭(ペクドゥ)山の裾野に位置した三池淵(サムジヨン)一帯に長期滞在していたことが分かった。
当時外信は、金総書記は米国のイラク攻撃が北朝鮮側に“飛び火”するのを恐れ、公開的な活動を自制し、地下バンカーでかなりの間過ごしていたと報じている。
北朝鮮の主な放送は最近、金総書記が1週間の間に7カ所に上る軍部隊を相次いで視察したと報じているが、具体的な日時を明らかにしていない。これに対し、専門家らは「金総書記の動静に関し、徹底した保安を維持しようとしているようだ」と指摘した。
金イング記者 >ginko@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/12/15/20031215000064.html