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【画像】 http://www.asahi.com/politics/update/1215/images/pol1215001.jpg
衆院イラク委で、答弁者をめぐり抗議する民主党の前原誠司議員(左)。小泉首相、福田官房長官から指示され答弁するのは川口外相(左から2人目)=15日午後、国会内で
http://www.asahi.com/politics/update/1215/006.html
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自衛隊、兵員輸送も 首相「武器・弾薬輸送せず」を修正
小泉首相は15日、衆院イラク復興支援特別委員会の閉会中審査で、イラクへ派遣する自衛隊の業務について「(武装した他国の)兵員を1人も輸送してはいけないことにはならない」とし、武器・弾薬輸送は行わないとしたこれまでの説明を修正した。
民主、共産両党議員らの質問に答えた。
首相は9日の記者会見で「武器・弾薬輸送は行わない。日本は人道復興支援に行く」としていたが、この日は「米英軍に物資(輸送)の協力ができればする。兵員の輸送も、自衛隊の活動に協力してくれる場合、現地の状況で絶対にないとは言えない」と語った。
福田官房長官も質疑で「銃を持っている兵員を運んでも、首相が言う『武器弾薬を運ばない』という趣旨には反しない」と説明。石破防衛庁長官は自衛隊が運ぶ他国軍の物資について「一つ一つ開けて調べたら、コアリション(有志連合)の信頼関係は成り立たない」と、武器・弾薬の有無に関して独自の確認作業は行わない方針を示した。
また民主党の前原誠司氏は、基本計画で示されたバグダッド飛行場やイラク南東部を挙げ、非戦闘地域かどうかの認定をただした。石破長官は「戦闘地域かどうか答えるのは適切ではない」と言及を避けたうえで、「地域を明らかにすれば、隊員の安全確保、情報確保に障害を与える」とし、作成中の実施要項がまとまった段階でも、派遣地の詳細は公表しない考えを示した。
またイラクでの外交官殺害事件について、首相は「襲撃の状況、写真から、かなり準備された計画的な犯行だったと思う」「テロリストは計画的にイラクを混乱させようと準備している」との見解を明らかにした。
(12/15 20:34)
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