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(回答先: 「サダム・フセイン拘束劇」を読む − 第一報を受けて − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 15 日 04:26:49)
法廷という戦場が新たに設定されました。
フセインの息子達が殺害されるときはあんなに抵抗が激しかったのに、今回はあっさり捕まってしまっている点が腑に落ちません。勝手な憶測ですが、もしかしたら、ある程度の勝算があって、フセイン(元)大統領の親族あたりから本人引渡しの打診があったのではないでしょうか。
テレビに映るラムズフェルド長官や文民行政官の顔は勝者には見えません。これは、たぶん生きたまま捉えてしまったからだと思います。裁判を開かなければならないからです。フセイン(元)大統領を訴追するにしても、弁護側は裁判所の構成、法源、その適用範囲などを細かく突いてくるに決まってます。今後フセイン(元)大統領の過去の悪事がマスメディアを通して大々的に宣伝され、「だから死刑にすべきある」というメッセージで溢れるのでしょうが、それでは一体どんな法的説明でもって死刑や終身刑に処するのか?それを考えると、国際社会(???)が勝訴判決を得るまでの過程は容易ではないと思います。