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(回答先: 「フセイン元大統領を拘束」クルド指導者語る(朝日新聞) −イランからの報道 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 14 日 19:53:49)
http://www.asahi.com/international/update/1215/images/nat1215005.jpg
フセイン元大統領拘束の発表を受け、歓声をあげるイラクの報道陣=AP
http://www.asahi.com/international/update/1215/002.html
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「イラク万歳、サダムに死を」拘束発表の会見で地元記者
「きょうはイラクの歴史で偉大な一日だ」
14日午後3時すぎ(日本時間同9時すぎ)に始まった記者会見。笑いをかみ殺したような顔で拘束を宣言したブレマーCPA代表は、「歴史」や「未来」の言葉を何度も使った。
会場は満員。「捕まえた」との第一声が出た途端、興奮したイラク人記者たちが口笛を吹き、わき上がった。ブレマー氏に続き、イラク統治評議会メンバーのパチャチ元外相が「これで国家再建に専念できる。主権を回復し、国際社会に復帰しよう」と呼びかけた。
イラク駐留米軍のサンチェス司令官がスライドや地図を利用して拘束の模様を説明。フセイン元大統領の身体検査の様子を写したビデオ映像が映されると、イラク人記者たちは「サダムだ」と叫び、再び一斉に立ち上がった。
前方席に座っていた地元紙記者ファタフ・アッシェイク氏は「イラク万歳。サダムに死を」と叫び、隣の記者と抱き合って号泣した。
「サダムの支配は終わった」と、サンチェス司令官が宣言。パチャチ元外相もポケットから出したティッシュで目頭をぬぐい、「今日の日を国家の祝日とするよう統治評議会に提案する」と話した。
記者会見で、ブレマー氏は元大統領をどう裁くかについて、裁判の開廷場所や実施主体は明らかにしなかった。アッシェイク記者が「完全にイラク人の手で行われるべきだ」と述べると、イラク人記者が次々に「我々は今日、とても幸せだ」などと発言した。
会見は約30分で終わった。会場では元大統領のビデオ映像が繰り返し放映された。興奮が冷めない記者たちはスクリーンの前に集まり、映像の内容を点検したり、カメラに収めたりした。周囲では、米兵らが集まって交代で記念撮影を続けていた。
会見に先立つ同日午後1時過ぎ、テレビが流し始めたフセイン元大統領拘束のニュースは瞬く間に市内に流れ、会見場の周辺でも祝いの銃声が響いていた。記者会見場で普段は厳しい表情で身体検査をする米兵らの表情もゆるんでいた。
AFP通信によると、会見場を埋めたのは記者だけではなく、米兵も多かった。また、中には、USAID(米国際開発局)発注の業務を請け負う業者の社員もいたという。イラク人記者だけでなく、こうした人々も歓声や拍手をしたようだ。
(12/15 01:13)
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