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(回答先: 【今日のぼやき】「報道2001」に出演したときの、副島隆彦の発言内容を優れた言論サイト「株式日記」から引用します。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 30 日 01:16:18)
親米ポチ保守の政治家や言論人は、アメリカに縋っていれば大丈夫とする主張を改める必要があるだろう。アメリカの国力からして世界展開した軍隊を後方に撤退させる必要が出てきたのだ。日本も北朝鮮を前に憲法改正と自衛隊の再編成を迫られるだろう。
この事によりようやく日本における民族保守派の主張に日の当たる時期が来たのではないかと思う。先日23日の日曜朝のフジテレビの「報道2001」に珍しく副島隆彦氏が生で出ていた。副島隆彦氏は株式日記でも何度も紹介させていただきましたが、小林よしのり氏などと並ぶ民族保守派の論客です。
イラク派遣問題を突き詰めていくと、日本の国防問題や外交問題がろくに議論もされずに来た事がわかります。政治家達は問題を先送りにしていれば良いのでしょうが、そのために日本の政策が満足に議論もされずに来たのはなぜか。全てアメリカの言いなりになって、外交も防衛もアメリカに丸投げしてきたからだ。
三島由紀夫もこの問題を日本国民に訴えたのですが、ほとんどの日本人は狂人の行動として受け流してしまった。その結果、日本のジャーナリズムは自主防衛論者は隅に追いやってしまった。言えば右翼とか空想論として片付けられた。いまだに防衛庁は国防省に昇格もしていない。そして民族保守派は親米論者からも親中国論者からも叩かれ、言論界の日陰者だった。
かろうじて石原慎太郎氏や漫画家の小林よしのり氏が異彩を放っていたぐらいだ。先日のフジテレビの「報道2001」で副島氏が出られるようになった背景は、アメリカの国防政策の転換があるのだろう。いつまでも日本が親米一辺倒でアメリカにおんぶに抱っこではアメリカもたまらないから、石原氏にも接触してきたし、日本の民族保守派を表舞台に出すことを許可したのだろう。
複雑なのは親米派ポチ保守の言論人たちで、アメリカのジャパンハンドラーズの指令のままに活動してきたのに、本部のアメリカがポチ保守を切り捨てて、民族保守派に注目しだしている。昨日のプレストウィッツ氏も共和党本流の人ですが著書でもその事を暗示している。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu59.htm