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(回答先: 川口外相がヒロシマを語るのは馬鹿げてる 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 11 月 28 日 15:48:09)
すみちゃん。
私の毎日新聞の投稿の後、なるほどさんが四国新聞の記事を投稿されています。中国新聞の記事は毎日新聞と比較して遥かに詳細で、しかも川口発言に対し、いくらか批判的な内容です。(毎日のほうは「熱心な討論」という表現からも明らかなように川口外相に好意的です。)中国新聞記事により毎日新聞が肝心な部分を省いて報道していたことが明らかになりました。毎日新聞には以下の発言がありません。
>「現実の社会は核兵器を廃絶できる状況にない。日本の安全保障を考えると、核抑止をなくしていいのか」、「ヒロシマ、ナガサキを人類共通の経験にしていくことが使命だ」
この人は、この2つの決して両立し得ない言葉を述べても恐らく矛盾は感じていないと思います。
さらに、この前半の発言には、川口氏のほか、小泉・福田・石破といった人々に特有な表現があります。「核抑止をなくしていいのか」という部分です。この「いいのか」というのは疑問形で相手に問いを投げかける表現です。彼等はこのように疑問を投げかけたまま自分では答えを出そうとはしません。これは絶対に責任をとろうとしない卑怯な表現です。そのくせ”核抑止に基づく防衛”に反対する人々を権力的に威圧しています。
更に川口は劣化ウラン弾についても言及していますが、これもこれらの人々特有の言い回しによって発言されています。
(サマワなどが劣化ウラン弾に汚染されているという懸念に対し)「報道が正しいかどうか、把握していない」と。「把握していないならどのようにして把握するのか」と問い詰めたいところです。この「把握していない」だの「承知していない」だのの言葉もこの人々の得意の言葉です。
「大量破壊兵器が見つからないからないとは言えない」などという呆言も含めこれらの人々が、今もってこのような発言を続けてもそれが許されている日本の状態は相当にひどいものだと思います。