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【ワシントン26日=本紙駐在・森暢平】ラムズフェルド米国防長官は26日、来年1月から5月にかけての駐イラク米軍のローテーションについて、海兵隊三個大隊(約3000人)を追加派兵することを承認した。どの大隊が派遣されるのかは公式には発表されていない。しかし、米国防総省筋によると、派遣される人員の半数近くが、第31海兵遠征部隊(31MEU)や支援部隊など在沖海兵隊になるという。
国防総省は今月6日、カリフォルニア州の海兵隊第一師団約2万人の派遣を承認したばかり。武装勢力による米兵への攻撃が活発化したため、派遣する兵力数を増やすことになった。
太平洋海兵隊のグレグソン司令官(前在沖米四軍調整官)も先月20日、ハワイから沖縄に展開している部隊のイラク派兵の可能性を示唆していた。
国防総省は当初、イラクでの現在の13万人態勢を10万5000人まで減らす方針だったが、海兵隊の増強は、これを事実上、覆す異例の措置。
[更新 2003年11月27日 木 14:35]
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2003/2003_11/031127ec.html