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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031127-00001020-mai-int
【ワシントン和田浩明】イラク戦後復興初期の米民政部門責任者だったジェイ・ガーナー退役陸軍中将は26日に放送された英BBCラジオとのインタビューで、後任のブレマー文民行政官によるイラク正規軍の解体について「失業者を増やすなど、間違いだった」と否定的な見方を示した。自らの復興政策についても「イラク国民との意思疎通が欠けていた。彼らを信頼すべきだった」と反省した。
イラク軍解体は、ブレマー氏の初仕事の一つだが、失業率の急増や反米意識の拡大による治安の悪化をもたらしたとも言われていた。ガーナー氏によれば、当初予定ではイラク軍を戦後復興に利用するはずで、予算も確保していたという。
また、ガーナー氏は統治初期の問題点として▽イラク国民との意思疎通の欠如▽電力復興の見通しの甘さ▽バグダッド駐留歩兵部隊の兵力不足――などを列挙。特に意思疎通を欠いた結果、反米意識が広がり「皆が(米に批判的とされるカタールの衛星テレビ)アルジャジーラを見るようになってしまった」と述べた。
ガーナー氏は4月下旬、米国防総省の復興人道支援室(ORHA)室長としてバグダッド入り。だが、復興の遅れから批判を浴び、5月上旬のブレマー行政官の着任を受け事実上解任された。(毎日新聞)
[11月27日11時5分更新]