現在地 HOME > 掲示板 > 戦争43 > 480.html ★阿修羅♪ |
|
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031127-00000426-reu-int
[ナジャフ(イラク) 26日 ロイター] イラクのイスラム教シーア派最高指導者アリ・シスタニ師は26日、米国によるイラク国民への主権移譲案について、不完全でありイスラム教徒の立場がほとんど反映されていないと批判した。
この発言は、イラク国民の60%を占めるシーア派全体からの米案への反発を呼ぶ可能性もあるが、シスタニ師は同案を明確に拒否することは避けている。
イラクで最も強い影響力を持つシーア派指導者とみられているシスタニ師が、公に政治的見解を表明するのは異例。
イラク・イスラム最高評議会(SCIRI)のアブドルアジズ・バキル師は、シスタニ師と米国の主権移譲案について協議。ナジャフでの記者会見で「(シスタニ師は)米案にイスラム教のアイデンティティーを明示する項目が見当たらないと指摘している。新生イラクで、イスラム教と矛盾する体制作りを避ける条項が盛り込まれるべきだった」と述べた。
バキル師はまた、2005年まで選挙を行わない理由が不明だ、とするシスタニ師の発言を明らかにした。(ロイター)
[11月27日9時41分更新]