現在地 HOME > 掲示板 > 戦争43 > 400.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: AFP:グルジア政変の背後に米ロあり常識だが米海兵隊が現存し親ロ大統領蹴落とし疑惑 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 26 日 10:56:31)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000116-mai-int
【トビリシ町田幸彦】グルジア政変の成功は、野党の若手指導者2人の指導によるところが大きい。最大野党「国民運動」のサーカシビリ党首(35)が過激な言動に走りがちなのに対し、前議会議長のブルジャナゼ暫定大統領(39)は常に静かな語り口で国民に平静を訴え、2人は絶妙なコンビを見せた。
しかし、両氏は、今回政変のきっかけとなった議会選挙の選挙運動では、ライバル同士の関係にあった。両氏ともに大統領選挙への立候補が有力視されており、今後、主導権争いが繰り広げられる可能性が高い。
弁護士のサーカシビリ氏は00年9月にシェワルナゼ政権の法相に就任したが、「政権の腐敗ぶりに失望した」との理由で1年後に辞任。そのころから国民に注目されるようになった。今回、議会選挙で不正があったとしてゼネストを呼びかけ、期限を区切って辞任を迫る「最後通告」を度々出して大統領辞任要求運動の求心力となったが、「急進的過ぎる」との批判も受けた。
これに対し、法律家のブルジャナゼ氏は、憲法の遵守や冷静な行動を支持者に訴えた。製粉会社を経営する父親が00年の大統領選挙でシェワルナゼ陣営に資金援助しており、前大統領とは親しい関係にある。ブルジャナゼ氏は野党支持者による議会占拠以降、「家族を含めてシェワルナゼ氏の安全を確保することを約束する」と繰り返し述べた。そうした姿勢が、暴力的な衝突を回避したのは間違いない。
サーカシビリ氏もかつて前大統領を「師」と仰ぎ、今回も「(ソ連崩壊後の)建国の父としての名を汚さずに引退して欲しい」と述べていた。23日夜、辞任を表明した前大統領については「勇気ある決断だった」と語り、思いやった。(毎日新聞)
[11月26日1時31分更新]