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(回答先: Re: しかし気が滅入る論説ですねえ 投稿者 陰謀シ 日時 2003 年 11 月 25 日 20:22:34)
陰謀シさん
一寸横から失礼しますが、コメントさせてください。
謀略説の根拠としての明確な物的証拠が存在することは、通常はむしろ希でしょう。それは国家権力・警察・軍・諜報機関を総動員して謀略を計画・実行する勢力の犯罪に関して、権力を持たない側が証拠を集めるのが難しい、という現実が背景にあります。イラクにおける数々の爆破事件にしても、現場から収集した証拠はすべて米軍・CPA当局の手元にあるわけで、当局が謀略に関与しているとしたら当然隠蔽することでしょう。
ノストラダムスの場合、本人の直観・インスピレーションだけが予言の根拠だったわけですが、イラクの国連事務所爆破事件などについては、物的証拠こそ今の段階ではありませんが、状況証拠としては事件のタイミングや、結果として誰が一番恩恵を被ったか、過去の犯行歴等を総合的に考えれば、蓋然性からいってネオコン・シオニスト・CIA・モサドのラインが出てくるのは必然です。米国・イスラエルとも地政学的目的その他を狙ってこうした謀略を実行した前歴にはことかかない以上、疑われても仕方がないわけです。
因みに9・11についてはハイジャック機の滞空時間中、最低限の防空体制がキャンセルされていた、およびペンタゴンに突入した飛行機のエンジンが旅客機のものではなかった(当局の撮った写真がある)など多くの物的証拠が存在していることは周知のとおりです。