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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031124k0000m030113000c.html
【イスラマバード西尾英之】アフガニスタンの首都カブールのインターコンチネンタル・ホテルで22日に起きた爆発は、ロケット砲によるものでなく、ホテル裏庭に爆発物が仕掛けられたテロとの疑いが強いことが分かった。同ホテルは復興支援などの外国人関係者が多数宿泊。外国人を狙った事件が起きたことで、国連や民間援助団体(NGO)に動揺が広がり、復興支援に影響が出るのは避けられそうにない。
裏庭に面したホテルの窓ガラスはひどく割れ、ホテルの敷地を囲う壁の一部も壊れたという。
同ホテルはカブール唯一の国際級ホテルで、外国政府や援助団体、報道機関などの外国人が多数利用。この日は国際協力機構(JICA)や東京の文化財研究機関の関係者ら日本人約20人が宿泊していたが、事件後、日本大使館へ避難した。
アフガンでは01年に米軍に政権を追われたタリバンや国際テロ組織アルカイダの残存勢力、イスラム原理主義のヘクマティアル元首相派が、米軍とカルザイ政府軍への武装ゲリラ攻撃を続けている。
タリバンは最近、「アフガン復興支援は米軍とカルザイ政権を助けるもの」として、国連や民間援助団体(NGO)など外国機関への攻撃姿勢をも強化。今月11日に南部カンダハルで国連事務所前で爆発事件が起き、16日には南東部で国連のフランス人女性職員が射殺され、国連などはタリバン活動域での活動をほぼ全面的に停止した。
ホテルは12月10日から予定される憲法制定ロヤジルガ(国民大会議)開催場所のすぐ近く。タリバンなどがロヤジルガ妨害を予告したとの見方もあり、現地では開催を危ぶむ声も出ている。
[毎日新聞11月24日] ( 2003-11-24-01:23 )