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(回答先: 「独立」阻止要請・胡主席が米大統領に(共同通信) −”米国が台湾当局に警告を発しない場合、中国が来年1月までに台湾に武力威嚇を行う可能性” 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 23 日 17:26:42)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031124k0000m030077000c.html
【北京・浦松丈二】中国が台湾の陳水扁政権に対する強硬姿勢をエスカレートさせている。陳政権が進める住民投票方式による新憲法制定構想を台湾独立につながる動きと受け止めたためだ。一方、米国は中国の強硬姿勢に懸念を示しており、12月上旬ごろの温家宝首相訪米に向け、米中両国の駆け引きも活発化しそうだ。
中国国務院台湾事務弁公室の王在希副主任は今月18日、北京で開かれた中台関係に関する座談会で「台湾の極端な独立追求は、越えてはならない一線を越えるもので、戦争の危険を冒している。独立なら戦争だ」と台湾当局に強く警告した。
中国が強硬姿勢に転じたのは、陳総統が08年の北京五輪に合わせた住民投票の実施時期を打ち出したことから、来年3月の総統選挙で陳氏が再選された場合、後戻りしななくなる懸念があるからだ。
一方、中国外務省の劉建超報道局副局長は21日、米国務省報道官が「中台問題を解決するための武力行使は受け入れられないだろう」と発言したことに関し、「米国は台湾独立勢力に誤ったシグナルを与えてはならない」と批判した。
さらに「米国指導者は何度も台湾独立への反対を表明している。有言実行は当然のことであり、台湾への武器供与を停止し、台湾の住民投票と新憲法制定という挑発行為にも反対しなければならない」と求めた。
台湾の陳総統が住民投票方式による新憲法制定構想を鮮明に打ち出したのは、中米パナマを訪問する際に米政府から通過ビザの発給を受け、10月末にニューヨークに立ち寄ってからだ。こうした経緯からも、中国は温首相の訪米を通じ、米側に「誤ったシグナル」の訂正を強く求めていくとみられる。
[毎日新聞11月23日] ( 2003-11-23-22:37 )