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毎日【トルコ:全土で「反テロ」デモ】だが「問題の根底に米国の政策」
「アルカイダ」犯行説?
「アルカイダは誰でしょう」の質問が少しは効き目があったのかな。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031123k0000m030060000c.html
トルコ:全土で「反テロ」デモ
【イスタンブール樋口直樹】わずか5日間に2回の同時爆弾テロに見舞われたトルコで22日、全国各地の労働組合などが大規模な「反テロ」デモを組織し、「暴力とテロの代わりに平和を」と訴えた。また英総領事館などが狙われた20日の同時テロの死者は30人となった。
デモ集会は、イスタンブールをはじめ、首都アンカラやイズミールなど全国の主要都市で一斉に行われた。左翼的な組織から保守的な団体までが全国的な統一行動に出るのは極めてまれだ。事件の舞台となったイスタンブールでは、中心街で午前11時から数千人がデモ行進した。
「今すぐ平和を」「戦争はもうたくさんだ」――。参加者の大半はこんな横断幕とともに粛々と行進したが、「侵略者にではなく、抵抗者に援助を」「殺人者の米国は中東から出て行け」といった過激なスローガンも。デモの主催者は「敵(テロ)の狙いは我々の分断だ。党派を超え、『暴力の代わりに平和を』とのスローガンの下に結集しよう」と呼びかけた。
主催者側の労組幹部エルギュンさん(42)は、集会終了後、国際テロ組織「アルカイダ」による犯行説が有力視されていることについて「アルカイダは大国の利権の産物に過ぎない。トルコ人のほとんどは、この地域で起きている問題の根底に米国の政策があると信じている」と静かに語った。
[毎日新聞11月22日] ( 2003-11-22-21:20 )