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イラク派遣の陸自、対戦車弾を携行
防衛庁は6日、イラク復興支援特別措置法に基づきイラク南部のサマワに派遣する予定の陸上自衛隊に、「110ミリ個人携帯対戦車弾」を携行させる方針を決めた。同国で多発する車両による自爆テロ対策の一環で、自衛隊が対戦車弾を海外に携行するのは初めて。
対戦車弾は、戦車や重装甲車を撃破するための携帯式の火器。ロケット弾と引き金付きの簡易発射台を一体化したもので、隊員が肩に担ぎ、照準器をのぞいて撃つ。重さ13キロ、全長1・2メートルで、有効射程は約500メートル。
イラク各地では現在、爆弾などを積んだ車両を建物に突入させる自爆テロ攻撃が相次いでいる。
このため、陸自は、自爆テロに対する部隊行動基準を作成。〈1〉現地語などで制止を呼びかけ〈2〉武器を使う可能性を明示〈3〉武器を構えて威嚇、上空に向けて警告射撃――などの段階を経て、それでも制止しない場合は、武器を使って相手に危害を加える手順を定めた。
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政府は6日、自衛隊のイラク派遣に関する基本計画について、9日午後に安保会議と臨時閣議を開き、決定する方針を固めた。
自民、公明両党は9日の閣議決定前に、基本計画を了承する党内手続きを取った後、党首会談を開く。小泉首相は9日午後に記者会見し、自衛隊派遣について国民に理解を求める。与党は10日に衆参両院の委員会で閉会中審査を行う方針で、8日に野党側と調整する。(読売新聞)
[12月7日3時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031207-00000101-yom-pol