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(回答先: Re: これが【イラクの大量嘘兵器です】再考 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2003 年 12 月 06 日 17:57:35)
スーパー珍米小泉純一郎さん、こんにちわ。
議論版での参考資料のご提示ありがとうございます。
>アメリカは何故、’偽りの正義’のためにもイラクの大量嘘兵器を捏造しないのかな?
>謎だ。
いくらでもデッチ上げられるのにそれをしないところが、“立派”というか、舐め切った態度だと思っています。
中東の心臓部であるイラクへの侵攻を成し遂げ橋頭堡が築けた今、9・11や大量破壊兵器(大量嘘兵器)という面倒な理屈付けは、人々の記憶に刻み込まれただけで十分、政治的(戦争目的)としては過去のものにしたいという思いが、デッチ上げをやめさせたのだと思っています。
「ほらみろ、大量破壊兵器はちゃんとあったじゃないか」と示してイラク侵攻の正当性をわずかなりとも得ようとすれば、次の侵攻でも、同じ手間(大量破壊兵器保有を言い募り証拠をあれこれ示し侵攻後に見つけ出す)を掛けなければなりません。
それよりも、現実にイラクで起きている“テロ”への戦いこそが目的であるという、まともな人が考えればとんでもない倒錯的理屈で、中東「近代化」戦争を推し進めるほうが合理的だと判断したのではと推測しています。
もちろん、「今頃、見つかっても俺は信じないけど。あはは」と思う人が多数いることもわかっていますから、新しく無用の論議が広がるような“愚”を犯すのは損だという判断もあるはずです。
戦争目的(戦争正当化論)としてぶち上げた大量破壊兵器が発見されなくとも、国内、国際とも少々論議がくすぶっただけ(彼らお得意のガス抜き)で済んだことで、彼らは、さらなるフリーハンドを手に入れたと思っているでしょう。