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(回答先: <イラク>警察署2カ所で自爆テロ、計15人死亡(毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 22 日 19:36:34)
http://www.asahi.com/international/update/1122/016.html
イラク中部のバクバとハンバニサアドで22日午前8時(日本時間同日午後2時)ごろ、爆発物を積んだ車がそれぞれの警察署前で相次いで爆発した。アラビア語衛星テレビ、アルジャジーラによると、2カ所合わせてイラク人警察官と民間人の少なくとも18人が死亡、50人以上が負傷した。連続自爆テロと見られる。米英の暫定占領当局(CPA)と米軍が再建を進めているイラク警察に対して、武装勢力が「占領の手先」として攻撃する事件が頻発しているが、今回のテロはこれまでで最大規模となった。
バクバでは市内中心部にある警察署の入り口付近で、4輪駆動車が爆発し、建物内にいた警察官7人と市民2人が死亡した。アルジャジーラの現地からの映像では、警察署の前には直径4〜5メートルの穴が開き、爆発のすさまじさを物語っている。
その数分後に20キロ南のハンバニサアドで普通乗用車が警察署に近づき、同じく入り口付近で爆発、警察官6人と、5歳の少女を含む民間人3人が死亡した。警備に当たっていた警察官は、乗用車が制止を振り切って突っ込んできたため、発砲したが自爆を止めることはできなかったという。
バクバとハンバニサアドはともに、旧フセイン政権が権力基盤としていたイスラム教スンニ派が多数を占める地域にある。バグダッド西部のファルージャや北部のティクリートを結ぶ「スンニ派三角地帯」の一部で、米軍に対する武装勢力の攻撃が続いている。今月、米軍が始めた敵対勢力一掃作戦の対象地域で、空爆を含む激しい作戦が展開されている。
CPAと米英軍は旧政権時代の警察機構をいったん解体し、新たに米軍の監督の下で再建を進めている最中だ。新たな採用に加えて、治安・情報関係者を除いた元職の復職も認め、再訓練をしている。現在すでに約4万人が全国に展開し、さらに増員される予定だ。 (11/22 22:18)