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憲法もイラク特措法も無視したイラクへの「派兵」問題に関して、
「しかるべきときに私が決め、しかるべきときに説明する」
小泉さんは、こんな訳の分からない言葉を繰り返すばかりです。
「しかるべきとき」というのは、いったいいつなのか。
今日は12月5日…。
まもなく12月8日がやってきますが、
なんとなく62年前の不気味な空気が漂ってきたような気がします。
昨日はアメリカの要人の語った言葉が、いくつか耳に残りました。
アーミテージ国務副長官は、
「日本はやると言ったことはキチンとやる」と言ったそうですし、
ベーカー米駐日大使も、
「自衛隊のイラク派遣は、まもなくだと思う」と言いました。
その言葉は、小泉首相に「しかるべき決断」を迫っているように聞こえます。
というより、もう決まっていることを暗に示しただけなのかもしれません。
昨夜のテレビニュースで観たのですが、
ベーカー米駐日大使は、こんなふうにも言っていました。
「何人イラクに行くか、その規模や人数が問題なのではなく、
いま自衛隊がイラクに行くこと自体に意味があるのだ」と…。
これは実に意味深長な言葉です。
本当に復興のためにイラクに行くのであるとしたら、
それなりの機能が発揮できる中身でなければならないのに、
彼は「イラクに行くこと自体に意味がある」と行っています。
要するに、日本の自衛隊をイラクに引っぱり出したいのでしょう。
そして、その既成事実の上に、きっとそこから何かが始まっていく。
いったい何が始まるかはまだはっきりと分かりませんが、
なんとなく、きな臭いものを感じてしまいました。
これらの言葉に背中を押され、イラクに自衛隊を出したとしたら、
日本は、とんでもないところに誘い込まれてしまうような気がします。
あの真珠湾攻撃が、アメリカに誘い込まれてのものであったことは、
いまや明白な事実として広く知られています。
フセインのクエート侵攻も、
米駐イラク大使の言葉に誘われて(信用して)のことでした。
誘い(誘惑)の言葉は、いつも甘いと言います。
しかし「下心」を持った誘惑に乗ってしまうのは、あまりにも危険です。
で、その「危険な予感」ですが、
自衛隊をイラクに派遣したあとで、日本国内で何か嫌なことが起き、
(これをやるのはテロリストとは限らず「下心ある者」がやるかも)
「しかるべき決断」をした内閣総理大臣から治安出動が命じられる。
ここまでくれば、もう終わりでしょう。
そう考えると、いまはまさに「12月8日前夜」といった感じもしてきます。
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