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シャロンイスラエル首相が、「ロードマップ」に突き付けた、十四項目の脅迫的条件
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年12月05日00時06分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十二月四日(木)
(第七百八十二回)
○「トウルース・アト・ラスト(究極の真実)」四四四号。三頁。
○ここに、いわゆる、米ブッシュ政権が出した、パレスチナ、イスラエル
問題解決のための「ロードマップ・ピース・プラン」について、
シャロンイスラエル首相が付けた十四項目の条件の全文が収録されて
居る。
○米国の新聞に、一紙も、このシャロンの要求について報道しなかった
と言う。
○日本のマスコミがそれを記事にしたかどうかは当方に明確な記憶がない。
○以下にその要点を記して置く。
(1)パレスチナ人は、すべての軍事グループを解体武装解除
しなければならない。
(2)彼等の武器はすべて、没収され、破壊さるべく、第三者
(サード・パーティ)に引き渡されなければならない。
以上の条件が実施されない限り、ロードマップ(工程表)
の次の段階には進まない。
(3)第二段階に於て、新しい、異ったパレスチナ当局が登場し
なければならない。その組織化に際しては、イスラエルとの
協議しなければならない。
(4)臨時パレスチナ国の性格は、イスラエルとの交渉を通じて
決定される。
(5)新しいパレスチナ国家は、警察とインタナショナル・
セキュリティ・フォース以外の、すべての軍事力を完全に
排除した、非軍事的なものでなければならない。以下略。
(6)イスラエルはすべてのすべての国境を管理する。以下略。
○パレスチナ自治政府は、ブッシュ米政権のいわゆる「ロードマップ」
提案を受託して居る。
○「トウルース・アト・ラスト」紙は、
これは、パレスチナ自治政府、及びパレスチナ民族にとって、受諾
不可能な要求である、と述べて居るが、これはその通り。
○右のシャロンイスラエル首相の十四項目の条件の根本前提は、
パレスチナ民族のの、完全な武装解除、である。
○これは、シオニストイスラエルが、首尾一貫して追及して来た、
一つの民族としてのパレスチナ人の、完全な抹殺、殺害、への
前提である。
○ヨーロッパ人の圧倒的大多数は、こうしたシオニストの政策に
反対して居る。
○米国内ですら、強力なシオニストイスラエル政権による、パレスチナ人
ホロコースト政策への有力な反対運動が存在する。
○世界で唯一ヵ国、
我々の祖国日本、のみが、
事実上、シオニストイスラエルの対パレスチナ人ホロコーストを
支持して居るのである。
○もちろん、この「日本国」は、孝明天皇弑逆犯の一味の捏っち上げた
ニセモノ日本国、であることは自明である。
(了)
参考文献
(1)M・ホフマン、M・リーバマン共著
太田龍監訳
「パレスチナ大虐殺」
(成甲書房)
(2)ジョン・コールマン博士著
太田龍監訳
「石油の戦争とパレスチナの闇」
(成甲書房)
〜関連
表面に出て日本を自称して居る日本はニセモノであり、本物の日本は、ひっそりと、庶民によって、営々と維持されて居る。[週刊日本新聞]
http://www.asyura2.com/0311/bd32/msg/250.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 12 月 05 日 06:09:42:
イスラエルは、ネオコン一味米国と共に、シリアに対する武力侵攻を準備中[週刊日本新聞]
http://www.asyura2.com/0311/bd32/msg/198.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 12 月 02 日 00:38:19:
〜関連2
ワシントンポスト:イスラエルでも不満爆発情勢激変シャロン転落の観測。
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/474.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 12 日 19:36:51:
あのソロスがブッシュ政権つぶしに全力をあげると宣言
http://www.asyura2.com/0311/war42/msg/466.html
投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 12 日 17:58:25:
シャロンと2人の息子は収賄容疑で取り調べ
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/336.html
投稿者 権力失墜の瞬間 日時 2003 年 11 月 02 日 15:15:18:
シャロンでも使い捨てだ
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/329.html
投稿者 世界の支配者はだれ 日時 2003 年 11 月 02 日 08:56:36: