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「日刊ゲンダイ」(12月5日号)の1面と2面から、田岡俊次氏の「疑念のまとめ」を転載。
【記事内容より】
『軍事ジャーナリストの田岡俊次氏はこう言う。「米軍のおかしな点は5つあります。まず、連合軍暫定当局(CPA)が『事件発生は午後5時』と発表したこと。『水や食料を買うために道路脇の売店に寄ったところを撃たれた』と言ったこと。事件発生は昼頃だし、第1発見者の食料品店主が警察に通報して、警察と米軍が駆けつけているんです。なぜ、わざわざ違いことを発表するんでしょう。米軍は奥氏らのパスポートを地元の部族長から返したもらったと言っているが、これもおかしい。地元警察によると、現場には現金などの身の回り品はそのまま残っていて、米軍がランドクルーザーごと持ち帰っているんです。米軍が襲われたランドクルーザーを公開せず、返却してくれないのもおかしい。そして、事件後、日本大使館員が現場に行こうとすると『危ないからやめろ』と止めているんです」』
既知のことも多いが、「第1発見者の食料品店主が警察に通報して、警察と米軍が駆けつけているんです」とありながらのその後の対応に唖然としている。
『日本人外交官「遺体辱め」問題について [はまちさんへ]』( http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1249.html )で、
「近くで銃撃されたとされる韓国人技術者は、米陸軍第4師団の第21野戦病院に運び込まれて治療を受け、2名は救命されています。
外国人が攻撃を受けたときにそれを知った地元警察がどういう対応をするように指示されているかわかりませんが、統治権限者である米軍にまずは連絡するようになっているとは思っています。
連絡を受けた米軍は、なぜ、医薬品や医療機器が乏しいイラクの病院ではなく、医薬品や医療機器が充実し、なおかつ銃撃で受けた傷の治療に精通しているはずの第21野戦病院に運び込むよう指示しなかったのかという疑念を抱いています。
日本人外交官は米軍とは無関係に単独行動していたわけではなく、CPAが主催するティクリートの会議に向かっていたのです。
日本人らしきアジア人二人が銃撃にあったという連絡を受けて、会議に出席することになっている日本の外交官ではないかと思わなかったとしたら、米軍は、よほど気遣いができないか、情報管理がまったくなっていない組織だということになります」と書いたが、米軍は、「身の回り品はそのまま残っていて、米軍がランドクルーザーごと持ち帰っているんです」というのであれば二人のパスポートも見ているはずであり、二人が日本の外交官だと知りながら最善の救命策を取らなかったことになる。
※ 見出し一覧
一面:大見出し[小泉決断 自衛隊見殺し1000人派兵]
一面:中見出し[その疑惑は深まるばかり 外交官殺害事件に米軍の関与をなぜ追及しないのか]
一面:中見出し[内政お手上げのデタラメ首相の対米一辺倒外交の結末]
一面:小見出し[外交官2名の死に小泉首相の責任追及の声がなぜあがらないのか、フシギだ]