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(回答先: 私の興味は歴史をどう動かすのか?ということ。敵を知り、己を知れ。 投稿者 諸葛孔明 日時 2003 年 12 月 03 日 17:01:36)
あっしらさま、変わらず、丁寧な応答ありがとうございます。
諸葛孔明さま、失礼かつせっかちな反応をしてしましました。なのに、冷静沈着な反信をいただき、恐縮しております。
さて、私は今、阿修羅によって、かろうじて支えられています。周りで狂風が吹き荒れる中、ここに来ると、何かしらほっとするのです。
が、この度の日本人外交官の死によるメディア・隣近所の人々の「ゆで蛙現象」に、私はまたまた、いきり立ちました。不安がどんどん現実になる様相のなかで、多くの人の意識だけが取り残されたまま、強固なファシズム体制がつくりあげられていく。まるで、人の心に楔を打ち込む分離壁のようにです。
そうしたなか、諸葛孔明さまの書き込みに、たちまち、反応してしまいました。いつかのクエスチョンさんのときの状況と似ています。あるいは、「問題提起」と考えなくもなかったのですが、それまでの、巷の人々の反応が尾を引いていた私には、「これ以上米国の暴虐をゆるせない」という思いの中、「米国はどのようにイラクを完全制圧するのか?・・・」のタイトルは、あまりにも傍観者的な感じがしたのです。
あっしらさんの「敵は生半可な勢力ではない」とのお言葉ですが、その生半可な勢力でない魔物のトリックに日本国民が易々とのります。今回もまた、知人、友人に外交官死亡の件をきいてみました。案の定、「テロは怖いわね」でした。米軍の加担など、一寸もうたがっておりません。
私が阿修羅に参加して、事実や真実を識る程には、みんな時間もなく、その意欲もなく、ただただ、日常に埋没させられていくといった状況です。ですから、私はそうした一般の、子を持つお母さん、生活に苦しむ人々の視点(私もその一人ですが)から、阿修羅を紹介し、様ざまな事象に対する素朴な情感を提起しています。
阿修羅に縁のないあるいは、ふらりと立ち寄った方々が、軍事国策に絡め取られた反応ーー「北朝鮮の核やテポドンが怖いから、有事法案に賛成」「テロ集団に屈するわけには行かないから、犠牲を乗り越えて自衛隊派遣は行くべき」などと、これら「普通の声」に対して、私は、その都度、対抗する情緒的な反応提起をしていきたいと思っています。
諸葛孔明さんやあっしらさんは、何もかも承知の上で、今の戦争を冷徹に分析し、「米英支配や日本政府に対する有効な対抗策」を打ち出されるのかもしれませんが、私はそうした複雑・高等技術の前に、日本政府の陰謀に抗う方法として、私と同じ一般生活者やゆで蛙共産党に向けた「戦争の本質」を突きつけることが急務だとおもっているのです。たとえば国連至上主義に穴をあけることとか、曲がりなりにも、「イラク人の抵抗権」を認識させることとか、こちらからみれば、赤嶺妄言に異論がでて陳謝するなど、前はかんがえられかったことです。竹中殿がおっしゃっていらしたけれど、単なる温度差発言であり、本来の共産党の国連の枠内でいえばああなるのです。そこを反論が集中し、「イラク人の抵抗権」を「主張」で強調した赤旗の手前、抵抗権の方が比重をましたということでしょう。読者欄は選択もあるでしょうが、まことに正直です。中央の方針通りに、傾向もかわっていきます。
9・11以降こだわってきたテロリズム論と北朝鮮問題。この二つを基点に、支配層のトリックにいささかも騙されないこと、どのような複雑な展開を見せようが「米国が仕掛け人」であることを肝に銘じていれば、ここまで、排外主義や扇動に日本全体が絡め取られていないのではないかと思います。
いずれにしましても、通常の生活が続く中、どこでもここでも、軍靴の足音が響き、私は冷静沈着とは程遠い心理状況です。
お二人とも、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。