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【ソウル=浅野好春】韓国外交通商省は3日、イラクで先月30日に韓国の民間人2人が死亡、2人が負傷した事件の概要を発表した。韓国を標的にしたものかどうかについては、現時点では「判断材料がない」としている。
同省によると、韓国の送電設備業者一行を乗せた4輪駆動車は30日午前10時(日本時間同午後4時)、バグダッドを出発。送電線の点検工事をしながら、ティクリート方面に向かっていた同午後零時50分ごろ、サマッラ北西6キロ地点で、幹線道路を時速70―80キロで走行中に銃撃を受けた。約10分後、通りがかった米軍車両に救助を要請、その20分後に救急車が到着した。
4輪駆動車は日本製で、同省高官は「外見上は韓国人が乗車しているとは分からなかったと思われる」との見方を明らかにした。また、30日にはサマッラで米軍と反米武装勢力の大規模な戦闘があったが、事件現場とは6キロ離れた場所での戦闘だったため、「誤認射撃を受けた可能性もない」(同高官)という。
報告書は、銃撃を受けた具体的状況については触れていないが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は1日、「今回の事件は、民間人に対するテロという点で、一層容認できない非人道的行為だ」とテロによる事件との見方を示し、犯行を強く非難していた。
盧大統領は3日、イラクでの現地調査を終えた国会調査団メンバーと会見、追加派兵同意案について「多くの論争があろうが、政府としては遅滞なく推進する考えだ」と述べ、増派方針に変わりがないことを改めて強調した。
(2003/12/3/18:54 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031203i211.htm